こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

SLIM月面に立つ!!

2024年04月15日 | プラネタリウム

 今月の初めくらいに、NASAが人類を再び月へ送る「アルテミス計画」にて「日本人宇宙飛行士」が搭乗し、米国人以外で初めて月に立つ予定である事が発表されましたね。

 また、それに先んじて3月には「JAXA」により月に「小型月着陸実証機「SLIM」」が月面にピンポイントで着陸したとの報道がありました。

 今月の久喜プラネタリウムの番組は「SLIM月面に立つ!!」と「小型月着陸実証機「SLIM」」に関しての話です。

 月は地球の隣の天体として、宇宙開発が始まってから、一つの目的地として重要な位置にありました。

 そして1966年2月に当時「ソ連」の「ルナ9号」が世界初の月面着陸をし、その後同年6月には「米国」が「サーベヤー1号」を月に着陸。その後しばらく月に着陸する探査機は無く、2013年に中国によって「嫦娥3号」が月の裏側に初着陸。インドもチャンドラヤーン1号を。そして今年、JAXAによる「SLIM」が月面着陸した事により、日本は世界で5番目に月着陸をした国となったのです。

 番組ではこの「SLIM」がどのような探査機であり、どのように着陸したかが説明されています。

 ただ、報道でもあったとおり「SLIM」は着陸シーケンスを実行中に「メインエンジン」2つの内、1つが脱落してしまい、姿勢制御が困難となったのですが、当初の着陸目的地から55m離れた所に着陸成功。

 コレは今までの探査機が「着陸予定箇所」よりKm単位で離れていたのに比べると驚異的な精度での着陸成功なのです。

 しかし、メインエンジン脱落により、着陸態勢がうまく制御できず、頭から立つ感じで着陸してしまったので、ソーラーパネルに十分な光が当たらず、発電も予定よりも大幅にできない状態となりデータはほとんど送れなかったようです。

 その後も何とかソーラーパネルに光が当たり信号受送信ができたのですが、月は昼と夜は2週間もあるので、次回ソーラーパネルに光が当たってもうまく発電はできないかもしれないそうですよ。

 で、番組内では、「月面に立つ!!」と某有名ロボットアニメのタイトルをもじっている事から、そのネタが多様に使われています。ただ「SLIM」が頭を下にしたような状態で着陸している姿は「2:50」な人が例えられていましたよ。

 それでは、本日の登場人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。月面着陸した「SLIM」の状態が「2:50」の人をもじっているのを見て…。

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