こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

もう少し深みが欲しいかな

2008年03月23日 | プラネタリウム

 今日でお彼岸も終わりですね。春分の日は雨でしたので本日お墓参りへ行ってその帰りには一番近くにある「ユートリアスターガーデン」へ行っていたのですが、あそこも予算の都合なんでしょうか「番組入れ替え」が半年スパンになってしまいましたから今回は別の所へ行く事にしました。一番近くは「葛飾」なんですが、あそこもまだ番組が変わっていませんので「足立区こども科学館 ギャラクシティ」へ。ここは1度だけ行ったことがありますが、設備は結構豪華でしてドームは「傾斜式」で27度と結構キツめですが直径は27mと大型クラスです。大型ドームですからキャパは261名と相当な人数を収容できますが、シートは作りは良いのですがかなりの小さめで、前後左右の幅が狭いのが難点ですねまぁ「こども科学館」ですからしょうがないのかも知れません。そうそう、肝心な投影機は「五藤光学 GSS-HELIOS」。さて、今回の番組ですが、上映時間40分の前半は「星空解説」、後半はオート番組の「宇宙の謎を知る旅 ~私たちはここで生まれた~」です。ではレビューを。

 設備と、注意事項の解説が終わってドーム内が暗くなり「ギャラクシティ」屋上から見た風景が「スカイライン」として投影されます。ギャラクシティは団地と隣接して作られた施設なので、屋上からでも一般的な屋上よりも眺めは良くないですね。太陽が真西辺りへ沈んで時刻は20時半頃に。街灯かりで、殆ど星見れない状態で、まずは目に付く星って事で「火星」「土星」「シリウス」が紹介されます。それから、微かに見える「オリオン」ここで簡単な光害の話をして、スカイラインは「荒川土手」になり街灯かりも無い状態の満天の星空に。もう一度「オリオン」を確認してから「シリウス」へ戻って「冬の大三角」を作るもう一つの1等星「プロキオン」で「おおいぬ」、「こいぬ」。そして、そこから「オリオン」が対峙している「おうし」。今度は「おうし」が12星座の一つって事から「おうし」の次である「ふたご」。「カストル」、「ポルックス」と神話を紹介して、その次の12星座、「かに」です。でも「かに」って目立たない星で構成されていますので星座絵がないといまひとつ解らないですよ。それから「かに」の次である「しし」です。星の並びと「レグルス」、「デネボラ」が紹介されて「化け」つながりで「うみへび」が紹介されて終了です。そして「オート番組」の「宇宙の謎を知る旅 ~私たちはここで生まれた~」の始まりなんですがこの番組、何か印象が薄いんですよ。話しとしてはこんな感じです

 「宇宙ってなんでしょう?女の子は考えました。答えてくれたのは「博士」。「博士」は人間がどのように「宇宙」を知ろうとしてきて、そして何が解ったのか教えてくれます。それは「古代エジプト」や「南米」の「アステカ」などの文明から古代の人々の観測や考え、そして、星の一生。太陽系の銀河での位置から宇宙の果てと「宇宙の謎」について話してくれるのです。が、博士の登場が唐突過ぎ、なおかつ「博士」として物語上では紹介されませんし、「女の子」は私のイメージでは「パジャマ」を着ているようなのですので、その関連がいまいち繋がりませんし、説明も簡単過ぎていますので、何かを理解できるってワケでも無かったですね。何かもう少しテーマを絞り込むか宇宙の構造を解説するにしても、いきなり100億光年からでは無く「太陽系」、「銀河系」「銀河団」「超銀河団」と段階を踏んで欲しかったですよ。それとキャラクターを使っているのですから、それなりのストーリ構成も欲しかったですね。

 それでは、本日の登場人物は、「宇宙の謎」を現在「精霊士官学校」で勉強中の「織河 天音」さんです。「宇宙の謎を知る旅」で「女の子」はこんな服装でしたよ。それにしても宇宙の謎ってナンなんでしょうね?

2008_03_23

コメント (2)
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