こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ライト・キッズアワー?

2008年03月09日 | プラネタリウム

 気温も高く、すっかり春の装いですね。そんなワケで、近場ですが「五反田プラネタリウム」へ行ってきました。今月の「テーマ」は「より多くの星を見るためには?」と「都会の真ん中のプラネタリウム」らしいテーマです。それでまぁ、本日はドーム内に入ったらなんとお子様が全部で10名ほど、私が行った中では一番の大入りです。そんなワケで今回はその大勢のお子様に合わせた感じの解説で進行です。生解説はこういうのが良いですね。さてレビューです。

 まずはいつもより長めの設備と方位の解説です。これもお子様達に話しかけるような感じで、小学校の授業みたいでなんだか和みますね。それからドーム内が徐々に暗くなり太陽は14時のあたりに。それにしても太陽がずいぶん高い位置になりましたね。って良く考えてみればあと11日で春分ですからね。太陽はまだ「真西」より少し「南」に沈み、極端にデフォルメされた「火星」と「土星」が出現して、空は21時の星空に。それからある程度の明るい星がチラホラと出ているだけの五反田の空からスカイラインを消して、照明を完全に落として満天の星空へ。まずは一番星を探すのですが、一番星よりも目立っている「惑星」二つ「火星」、「土星」の紹介に惑星以外の一番星として「シリウス」。ここで全天に見える一等星の数と、等級の話です。それから「冬の大三角」の残り二つ「ベテルギウス」と「プロキオン」。それからさらに発展させて、冬に見れる1等星を結んで「冬のダイヤモンド」を作り、星座の解説です。まずは冬の代表星座「オリオン」です。「ベテルギウス」と「リゲル」の「直訳」、その「オリオン」の見る先にいる「すばる」。次に「シリウス」のある「おおいぬ」それから「おお」とくれば「こ」がいるって事で「こいぬ」。こいぬが見上げている視線の先にいるのは「ふたご」。12星座のひとつが出た所で春の星座でもある「しし」です。「土星」を目印にして「レグルス」と「ししの大鎌」それと「お子様向け」ですので「ナテハマーク」が出ましたけどそんなに強調した感じでは無かったですね。それから「北斗七星」から「おおくま」と「北極星」。ここで星座案内は終了で「テーマ」へ移ります。「より多くの星を見るためには?」の始まりです。この番組は特に天文学的な話をする訳では無く「どうしたら多く星を見る事が出来るか」というなんとも珍しいテーマで進行します。内容は簡単に言いますと、こういった話で多く語られると思われる「光害」の話では無く、「眼」の仕組みから始まり、等級毎の恒星数が出され、6等星までの恒星総数「8848」あり、その数は等級が上がれば上がるほど数が増えていく、つまり星を多く見るには「暗い星まで見る」って事ですね。それでどうすれば星を多く見れるように眼を慣らすかって事がメインに進行します。で、その方法とは。まずは当然ですが「明るい物が無い所」それと「暗闇に眼を慣らす」これは30分以上で「眼が暗順応」するのでそれまで待つ。って事ですね。それと意外なのが正面では見据えないで「視界の端で見る」って事です。光に反応する細胞は正面よりも端の方に多くあるようで、その理由から端のほうで見ると良いって事らしいですよ。それから日の出を迎えて今回の上映は終了です。その後は本日の解説員さん「大樂」さんとお話です。「大樂」さん、メインは「中野ZERO」で「五反田」には月に2回程解説に来られている方で、私として「解説員さんトップ5」に入る方です。今回の解説も大樂さんお得意(と本人も仰っていました)のキッズアワー系の解説で進行してました。

 五反田プラネタリウムも残す所あと約3ヶ月です。まぁ2010年に新装開館しますのでそれまでは寂しくなりますね。

 それでは、本日の登場人物は「天象運行監視室」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「カスミ」さんはどうやら「教える事」が好きなようで、精霊士官学校時代から後輩に色々勉強の面倒を見ていたようです。ちなみに今回は「女教師」をイメージしてみたりして「メガネ」に「スーツ」髪の毛は「アップ」と大人っぽく決めてみました。

2008_03_09

コメント
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