こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

最後のデパ屋

2008年03月03日 | プラネタリウム

 私が思うに関東最後の「デパ屋」のプラネタリウムだと思われる「東急まちだスターホール」ですが、残念ながら今月いっぱいで「施設の老朽化」と言うことで「閉館」になってしまいます。まぁ本当は「採算が取れない」というのが一番の理由なのでしょうが…。そんなワケで閉館間近に行くと「ニワカ」のプラネタリウムファンが増えるので最後の番組を平日を比較的に空いていると思われる時に見に行く事にしました。それで、初めて晴れている時に「まちだスターホール」に行きましたよ。それも電車じゃなくモーターサイクルで。思ったとおりモーターサイクル用の駐車場は一切近辺に無く、路上駐車する以外には無いので、仕方なく離れた比較的邪魔にならない所に駐車していざ。屋上に着くともう「ニワカ」な方々が多く、携帯のカメラで看板やドームを撮ったり、記念撮影をしたりと、今まで無関心だったのに、こんな時ばかりですよ。さて、設備については3回目ですからこちらを参照にしていただくとして(http://blog.goo.ne.jp/creatorworks/d/20070506)レビューを、やはり閉館と言う事もあり前説もチョット「湿っぽい」内容になってしまっていましたね。最後の番組は「今夜の星空案内」と「スターホールの星空にさようなら」です。前説が終わるとスカイラインや方位などの解説は無く音楽と共に日か沈み、夜空になると、スカイラインが消えて満天の星空に。ここでやっと解説が入ります。まず初めは、今日「おひなまつり」にピッタリの星座として「ふたご」からです「カストル」と「ポルックス」この星は、「金色」と「銀色」の星が隣り合っているので「お内裏様とお雛様」と見立てていたようです。ホントこの時期にはピッタリな星空案内ですね。では、冬の星座案内です。やはり代表格としてこの星座。「オリオン」からです。1等星の「ベテルギウス」と「リゲル」の位置と「日本語訳」が紹介されて次は三ツ星ですが、ここで「三ツ星の星の名前」が紹介されたのです。確かに2等星クラスですと名前がありますがこれを紹介したのは始めてですね。ちなみに三ツ星は左から「ミンタカ」「アルニラム」「アルニタク」って言うんですよさらに周りの「ベテルギウス」「リゲル」以外も。「ベテルギウス」の逆サイが「ベラトリクス」。リゲルの逆サイは「サイフ」と言います。それから「小三ツ星」へ行き「オリオン大星雲」と「バーナードループ」と詳細な解説がされました。次は「冬の大三角」から「シリウス」で「おおいぬ」。「プロキオン」で「こいぬ」です。ちなみに「おおいぬ」は「ケルベロス」としての神話で解説されましたね。次はオリオンと対峙している「おうし」です。それから「アルテバラン」より天頂に近い所にある「赤い星」の「火星」。もう一つの惑星って事で「土星」です。ただ「土星の環」の「消失」が「今年」と言っていたのが気になりますね2009年つまり来年じゃないですかね?それはさて置き、今「土星」がある所で「しし」と「レグルス」が紹介されて、何故かこのタイミングで「北極星」を探します「北斗七星」からの方法です。それで「おおくま」と「ごぐま」も紹介されてスライドによる「神話」の解説です。ちなみに神話は「カリスト」が「ヘラ」の呪いによって熊に変えられ森に引っ込むのですが、数年後「カリスト」の息子「アルカス」が狩で森に入ったのを見つけ近づいて来たのを「アルカス」は熊が襲ってきたと思い殺ってしまおうとしたところを「ゼウス」が熊に変えて2匹の尻尾を持ち天に放って星座にした。ってお話ですね。これにて星空解説は終わり「スターホール28年の歩み」の始まりです。特に解説は無く、「オールスカイ」による「思い出ムービー」が流されます。私は特に、まぁ去年からプラネタリウム巡りをはじめたのでそんなに「まちだスターホール」に対する思い入れは無いですが「デパートの屋上」にあった「五島プラネタリウム」を思い出してしまいましたね。それに一つの歴史がなくなってしまうのは寂しい限りです。最後日の出を迎えて終了です。

 私の個人的な見解ですが、閉館間近に行くのは避けて今のうちの早い時期に言った方がおススメです。「まちだスターホール」ご苦労様でした。

 それでは本日の登場人物はなんとなくこういう話題はこの人になっちゃうんですよね「命の女神」、「アルセレート・エリクス・エフォナー」さん。町田の星空が寂しくなりますね…。

2008_03_03

コメント (6)
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