こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

系外惑星を探してみよう!

2008年03月30日 | プラネタリウム

 春も本番って感じなのに週末になると天気が悪くなりますね。本来でしたら気候も良いのでいつもよりも遠くへとおもったのですが、この天気じゃぁ…ってことで行ったのは「東大和市立郷土博物館プラネタリウム」です。狭山湖の近くにある郷土博物館ですが、「博物館」というより「資料館」といった所でしょうか?でも住宅地より離れた場所にあり、裏がちょっとした丘になっているので、夜間での天体観測には剥い向いている場所だと私は思いますよ。「入場料」は「無料」で「プラネタリウム」の観覧料は「大人 200円」「子供 100円」と比較的安価な設定です。この郷土博物館自体が結構「山」の方にあるので、駐車場は完備されているのですが、駐車区画がやたら狭い感じがしましたよ。車幅が1.8mクラスの車両だといっぱいいっぱいなのではないでしょうか?、ちなみに空いていましたのでモーターサイクルは駐車場に停めちゃいました。でも、博物館の敷地スペースが結構広いのである程度適当な所に停めても大丈夫だと思いますよ。現に自転車はそんな状態でしたから。さて館内ですが、プラネタリウムは1Fにあり「常設展」は2Fです、施設はガラスが多様に使われており、自然採光が結構なされ、シンプルできれいなつくりです。ただ「博物館」としては展示品が少ないです。展示内容は主に「狭山丘陵」の歴史を紹介しています。だた、狭山って土器とかあまり出てないのでしょうか、その類は一切ありませんでしたね。石器は何点かありましたがそれでも、一般的な「博物館」としては少なすぎます。広さも50mプールと同等かそれ以下なのではないでしょうか?私にとっては目を引くような物は無かったです。

 プラネタリウムは5分前開場なのですが、とくにコレといった受け付けがあるわけでは無く通路にホワイトボードが置いてある程度で、並んでいてなんだか不安になっちゃいましたよ。それで設備はと言いますと、ドームは直径14mの水平式なのですが、段差が設けられていて、軽い傾斜式みたいですが、その傾斜も5度あるかってとこでしょうか。席の配置は扇形でキャパは100名席自体は120ですが、券売機でのキャパ数は100でした。シートは、レバー式リクライニングで、レバーは右肘掛の部分にあり、シート自体は程よい堅さで幅も前後感覚も窮屈ではないのですが、ドーム自体に対して大きめな感じですから、その意味では圧迫感を感じました。投影機は「五藤光学G1014si, ASTROVISION35 35-8P」で投影恒星数は7000くらいでしょうか。そして、館内での注意事項か解説されて、投影開始です。スカイラインはこの東大和市立郷土博物館」の屋上からの景色で番組はフルオートで進行しますが、あまり機械的では無いです。日が沈み、スカイラインは夜景になってから徐々にフェードアウト。満天の星空がドームに広がりますが、時間が解説されていませんから何時の空だか解りません。たぶん20:30から21時あたりだとは思うのですが。まず初めは「北の空から」です。でもそれ以前に方位も紹介されていませんから急に言われても。って感じです。まぁ表示は出ており、正面は南なのですがいきなり言われると解らないですって。「北斗七星」から「おおくま」と「こぐま」。「こぐま」からは「北極星」を紹介します。もちろん「北斗七星」から北極星を見つける方法も紹介されます。それから天頂付近へ行って「しし」です。それと、「土星」。15年周期で環の消失が起こる事を解説してから、その隣の「レグレス」。それと「ヘルクレス」に退治された経緯も解説されます。次は「化け物」つながりで「かに」です。「プレペセ星団」も紹介されますが、ホント「かに」って目立たないですね…。さらに西へ向かって「カストル」「ポルックス」から「ふたご」です。ここには今「火星」があることも。「化け物」つながりで「88全天星座」の中で最大の「うみへび」ですこの「うみへび」は「かに」に負けず劣らず目立たない星が多い星座なのですが、その中でも2等星ですが周囲に明るい星が無いので目立つ「アルファルド」も紹介されます。それから、「冬の大三角」が紹介されてついでで「オリオン」「おおいぬ」「こいぬ」です。「冬」があるなら「春」もって事で「アルクトゥールス」と「スピカ」それと「しし」の「しっぽ」の「デネボラ」で「春の大三角」です。ただしここでは「おとめ」も「うしかい」も解説されませんでしたね。さてここで話は「恒星」の事に。夜空に瞬く星は「恒星」で自ら光を発しています。惑星は太陽の光を反射してるだけで、自らは輝いていません。そんな「惑星」をどうやって見つけるか?が「番組」の「「第2の地球をもめて」です。元天文学者のおじいさんの家に「大地」君が遊びに来ます。その途中で「大地」君は「UFO」を見たといいます。「UFO」は夕方、西の空に明るく輝いていてジッとしていたというのです。でもおじいさんはそれは「金星」と教えてくれます。でも「UFO」だと思っていた台地君はガッカリです。大地君は「宇宙人はいる」と信じておりその証拠を見つけたと喜んでいたのですがおじいさんの答えからおじいさんは「宇宙人を信じていないから」と文句を言いますが、おじいさんも「宇宙人がいる」と信じていたのです。ただUFOに乗って地球に来ているとは信じていないようですが。。現在惑星があると思われている恒星は結構あるそうです。これらは「太陽系外惑星」、「系外惑星」と呼ばれていて、知的生命体の発見の研究は色々な方法で行われていました。電波で信号を送ったり、惑星探査船にメッセージを積んだりと。でもその方法だと「相手が電話を受ける設備」を持っていないと意味が無く、惑星探査船ですとそこへ行くまで膨大な時間がかかってしまうのですそこで、知的生命体を探すよりも惑星を探したほうが早いと言う事で研究が開始されますが、12年間21個の恒星を調べていたのですが、思うような結果は得られなく、「宇宙に知的生命体はいない」と発表するのですが、その3ヵ月後「ネイチャー誌」で「系外惑星を発表した」と報告がされます。その惑星は「木星」ほどの大きさで恒星から700万kmと大変近い距離を廻っており、大きさも「木星」に近いことから「ホットジュピター」と呼ばれるようになったのです。なぜ、惑星は無いと言われたのに何故見つかったか?それは、惑星を探していた研究チームは「惑星の専門家」で、一方発見したのは「連星」を研究しているチームだったのです。さて、自分では光っていない惑星ですがどうやって探すのでしょうか?。「ジャイアントスイング」をしたときに相手を振り回していますが、自分も相手に振り回されているのです、つまり回転している中心軸は構成の中心ではないって事です。そうなると軸のブレによって「光のドップラー効果」がおきますのでそれを利用して探す方法。あとは惑星が恒星の前を通る時、惑星が陰になり恒星の見かけの明るさがほんのわずか暗くなります。それを利用した方法。それいがいもいくつかの方法もあります。それらを会話形式で紹介していくのですが、大地君「UFO」と「金星」を見間違えた癖に「ドップラー効果」などを知っていると偏った知識を持ってしまってますよ。それと、実際に「水」が存在するのでは?といった惑星も発見されているようです。そんなこんなで、おじいさんもいつかは惑星を発見したいと言うことで、上映が終了、プラネタリウムも終了です。

 設備も、環境も良く、番組が良ければおススメは出来ます。ただし、生解説を望んでいる方は「フルオート」ですからねぇ。

 さて、それでは本日の登場人物は「、「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局」にて「天象参謀」をしており「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんのパートナー、「シグレ・ソティス・アサフキ」さんです。私も「系外惑星」に生物がいると思いますが、UFOで地球を襲来しているとは思えませんね。

2008_03_30

コメント (4)
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