さて、本日は週休ですからプラネタリウムへ行きましょう。って事でひと月ぶりに「久喜プラネタリウム」へ行ってきました。でも久喜はやっぱり遠いですね。ウチからですと片道60kmですから往復するとファルさんのフェールタンクが満タンでも2/3は無くなってしまいますからね。でも、それだけの価値はあると思いますからね。それで、今月の投映は「今夜の星空+テーマ番組 輪のある惑星 土星」です。ちなみに土星のリングは漢字で書くと「輪」では無く「環」なんですよ。それではレビューを。
設備等は前回紹介したのではしょりますね。投影時間になりドーム内が暗くなって太陽が映し出されると、スカイラインでの風景の確認です久喜市は埼玉の都会から離れた方の地区ですから高い建物が無く見晴らしは十分。やがて日が沈み空は21時になり、星がちらほらと出ています。さすがに今の日本では都会から離れている街でも光害があるので十分に星が見えませんので、街の灯かりをすべて無くした状態にしてから、解説開始です。まずは方角を知らないと星座を見つけるには困難ですので、方位が解るようにする星「北極星」を見つけます。今の時期は「北斗七星」が比較的高度が高く見やすいので、柄杓の部分から見つける方法で探して「北斗七星」が一部になっている「おおくま」、それと「しっぽ」の先端が北極星である「こぐま」です。次に正面である南に向いて明るい星「シリウス」から「おおいぬ」。「おおいぬ」があるって事は「こいぬ」もって事で東の方へ行って「プロキオン」と「こいぬ」です。ここで明るい星で三角を作って見ましょうって事で西側にある「赤い星」、「ベテルギウス」と結んで「冬の大三角」の完成です。「ベテルギウス」から今度は「オリオン」の紹介です、特徴的な形に「三ツ星」と右下に輝く「リゲル」。その「オリオン」が見ているのは「アルテバラン」のある「おうし」では無くって、その先にある「スバル」こと「プレアデス星団」です。ここで「オリオン」と「プレアデス姉妹」との神話の始まりです。話としては「オリオン」が「プレアデス姉妹」を追いかけて「アルテミス」にかくまってもらい、プレアデス姉妹は鳩になって空に逃げ星座になったのですが、その後オリオンも星座になり、いまだに狙っているのですがそれを「おうし」が阻止しているって話でした。星空案内はまだ続きます。おうしの角の先にある「赤く明るい星」、これは「火星」ですね。それからその近くにある「カペラ」で「ぎょしゃ」。東のお隣には仲良く並んだ明るい星で「カストル」と「ポルックス」で「ふたご」。「12宮の星座」って事で「かに」と「しし」も紹介されます。「しし」はの所には今「土星」がいるんですよね。土星の上には「レグルス」と「ししの大鎌」ですが、「ししの大鎌」のお子様用名称として「ナテハマーク」とも紹介して、その他今の時期見れる主な星座絵が出されて、「星空案内」は終了して「輪のある惑星 土星」の始まりです。この番組では土星の輪をはじめてみた「ガリレオ」の「耳のある惑星」と言った事から、「土星の環」についての事がメインのお話になり、「環」であることを発見したカッシーニやその環が何で出来ているかと言う事や、土星の衛星「タイタン」の話が語られます。ちなみにまだ100%完成した状態ではないので話の細かい内容は随時変わっていくようですね。そして最後は夜明けを迎えて終了です。
それにしても「オリオン」ですが結構面白い扱いをされていましたね。「プレアデス姉妹」を追っているのを「ストーカー」として、それ以前に「星座絵」から「上半身裸で腰巻一丁」しかも「棍棒を持ったヒゲもじゃのオッサン」でしたからね。確かにそうなんですよね。こういったユーモアな解説って好きです。
それでは今回の登場人物は先ほどお姉ちゃんが出たので、今度は妹の方「三笠 千影」さんです。残念ながら「土星の環」は「板状」ではないんですよ…