こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

海外旅行へ行ってみたくなっちゃいます。

2008年03月20日 | プラネタリウム

この頃雨の日が多いですね?まぁ春って結構雨の多い時期なんですが、最近休日になると雨が降っているような気がしますね。モーターサイクルが主な移動手段で雨具を持っていない私にとっては移動手段が公共交通機関のみとなり、行動範囲が極端に狭くなってしまい、なおかつ給料日前でお金もあまり無く、そんなに遠くへもいけない状態。それに、プラネタリウムって意外と交通が不便な所にあったりしますのでいける場所は限定されてしまうのです。そんな中行ったのは「世田谷区教育センタープラネタリウム」。調べてみるとなんとまぁ、「松ヶ丘交番前」のバス停から歩いて1分と思った以上に近く、3月8日から「春番組」の「そのやま一家の南十字星物語」が上映開始されいるので、ここに決めたのです。それしても、今日みたいに「雨」で「風」も強く、気温が低いのに結構観覧者はいましたね。、私としては結構空いているんじゃないかな?と思っていたのですが。その9割以上は「親子連れ」で一人で来ていたのって私だけだったかも知れないほどでした。時間になりドーム内での注意事項と設備の説明が終わり、世田谷区民の私としてはなじみのある「スカイライン」と太陽が投影され、「春分の日」である今日は太陽がほぼ「真西」へ沈んで、スカイラインもフェードアウトしていき満天の星空に…と言いたいのですが、「月齢13」と明るい月があるので6等近くの星は月明かりで消えてしまっているので、お月様にはお休みしてもらい、満天の星空になります。解説の初めは西側にある冬の星座の代表である「オリオン」からです。まずは目立つ「ベテルギウス」と「リゲル」の和訳も含めた解説です。それからあの「特徴的」な形が紹介されます。次に「ベテルギウス」を使って「三角形」を作ります。当然「シリウス」と「プロキオン」で「冬の大三角」から「おおいぬ」と「こいぬ」そしてオリオンと対峙している「おうし」です。「おうし」では「アルテバラン」と「すばる」が当然ながら紹介されます。今度は東に視点を移して「教育センター」らしく「ナテハマーク」の「しし」で「コル・レオニス」の別名を持っている「レグルス」。その近くに明るく輝く「土星」と紹介され、次はレグルスから南に行った所に明るくは無いのですが目立つ2等星「アルファルド」が紹介されます。名前を和訳すると「孤独な者」と言う意味で確かに周囲には明るい星が無く目立つ存在ですね。それで「アルファルド」は「トヨタ」のミニバン「アルファード」の語源になったと解説されていましたが本当なんでしょうか?それで、この「アルファルド」は全天で一番大きな星座である「うみへび」の「α星」なのです。そして、その「うみへび」の「親友」で助けに入ったのは良いがすぐさまヘラクレスに踏み潰されてしまった可哀想な「かに」が紹介されて、「今月のお話 北斗七星特集」です。この話は「北斗七星」の名前の由来と、色々な呼び名。それから北極星の見つけ方を紹介します。最後は、出せる限りの星座絵を出して終了し、「オート番組」の「そのやま一家の南十字星物語」の始まりで、こんなお話です。「そのやま家」の長男で小学三年生の「あそぶ」に「おおきい」で「遊大(ゆうだい)」くんが家族を紹介します「お父さん」の「徹」さんは世界中を回っている「風景」と「動物」の写真家。「お母さん」の「伊律子」さんは天文ファンで昔は天文現象を見に世界中を旅していた経歴の持ち主。そして弟の「野歩(のほ)」君は小学1年生の4人家族。ある日一家がそろって団欒している時に「遊大」君は古いアルバムを見ていると一枚のイラストが落ちてきました。それには「十字架」の絵が描かれていて隅に「みなみじゅうじ星」と書かれていて、それはお母さんが学生の時に「オーストラリア」で「ハレー彗星」を見た時にスケッチしたもので懐かしそうにその時の事を話します。そして「みなみじゅうじ」の話が出てきて「日本では見れない」事やみなみじゅうじの見方や特徴。あと「南天の星座」などを説明します。「遊大」君たちは「みなみじゅうじ星」が見たくてしょうがありません、お父さんも「みなみじゅうじ」と「ボリビア」には思い出があり「ボリビア」の「チチカカ湖」へ行ってみなみじゅうじを見よう!という事になります。こうして「そのやま家」は「定期預金」を解約して「ボリビア」へ10日滞在する事になります。ここで、少しボリビアの紹介と「高地」であるため「高山病」のなりやすい」事、実際二人の子供は高山病になって2日間寝込んじゃいます。回復した後はボリビアの市内を観光。この時画像が止まってしまい、係員さんがダッシュで直して事無きを得ましたが。そのやま家はその後チチカカ湖湖畔にキャンプを張ってみなみじゅうじ星を待ちますが、曇りでなかなか見る事が出来ず、ついに明日が帰国の日の夜雲が晴れて念願の「みなみじゅうじ」が現れるのですが、遊大くんはお約束のように「ニセ十字」を指して「見つけた!」と言ってくれます。「みなみじゅうじ」と「ニセ十字」との見分け方は十字の右下部分に星が有るか無いかと、左に明るい星「αケンタウリ」と「βケンタウリ」が有るかで見分けます。こうしてみなみじゅうじ星を無事見れた「そのやま家」は帰国するのでした。エンドクレジットでは、色々な自然の写真が映しだされていきます。そして、番組が終わると、プラネタリウムの投影も終了です。

 世田谷区教育センターのオート番組はストーリーがしっかりしていて、絵も結構クオリティが高いので先日行った「板橋区教育科学館」と同じく「オート番組」に私としては定評がありますね。それにしても、こういった「みなみじゅうじ」を扱った番組を見ると海外旅行へ行ってみたくなりますね。オーストラリアとかアラスカとか。いつか行ってみたいですね。

 それでは本日の登場人物は「園山家」のお父さんが「写真家」でしたので、「写真家」と言っても「観光案内」や「学校」の「写真屋さん」ですが、「スピノーネ・イタリアーノ」の「chiefille」である「フェイデリカ」さんです。眺めの良い所での写真を撮るのが大好きな彼女なら、みなみじゅうじを見に「ボリビア」までは行ってしまいそうですね。

2008_03_20

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする