チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

神武寺へ行ってみると、ちょうど「初薬師」の日で

2024-01-09 11:28:51 | 逗子風物
1月9日(火)

 昨日の「成人の日」はいいお天気でした。

 東逗子駅前の踏切を渡って、久しぶりに「神武寺」の表参道をてくてく上って行くと、

 青空の下、「逗子八景」の一つ
  「神武寺の鐘楼」
  

 さて、年が明けて2025年になっていますが、なんとも前途多難な一年になりそうな幕開けとなりました。

 「今年もスタートは静かで穏やかだな」と思ったのも束の間、元旦の夕方に襲ってきた大地震。翌日の航空機炎上。遠くを見やれば、ウクライナ・イスラエルの戦禍も収まる気配がありません。

 新しい年を迎えて、私なんぞは、まず「健康な一年」を目標とするのですが、世の中は目を覆うことばかりで、「心の健康」を維持するのが難しい感じがします。
 「天災」・「人災」・「戦災」。憂き目を見る多くの人は名もなき一般庶民という現実。世界も日本も今こそ『無災の世』を、いやせめて「減災」を目指してほしいものです。
 でも、いくら「がんばろう、がんばれ」と叫んでも、今の世界のトップの人たちも日本の政治家も、みんな自己保身に明け暮れているだけで、お先真っ暗。

 「どうにもならないことを何とかする」には神仏頼みしかないのでしょうか、ちょっと情けないのですが、つい散歩の足が頭を垂れる所に向かってしまいます。

 六地蔵の先の階段を上がると、
  神武寺の楼門
  

 門の先に
  本堂の薬師堂
  

 昨日8日は、いつもと違って
  鮮やかな五色の幕が
  

 ふだんは締まっている扉も開いて
  特別な感じ
  

 そうなのです、1月8日は「初薬師」の縁日なのです。
 何年か前、28日に武山の「初不動」へお参りに行きました。明石にいた時には、25日の「初天神」の日に、北野天満宮、長岡天神、大阪天満宮に行きました。
 1月は縁日の最初の月ですから、他にも「初大師」とか「初弁天」とか「初閻魔」とかもあるようで、「歳時記」にも載っています。

 「健康」と『無災』(「減災」?)を祈って参道を下って行くと、

 逗子の海が
  青く輝いていました。
  


   人の世の疾病(やまい)癒えよと初薬師  弁人



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