チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

少しウキウキの「弥生三月」

2011-03-02 16:33:47 | 身辺雑記
3月2日(水)

 初代ローマ皇帝アウグストゥスが8月を大の月(31日の月)にしてしまったために、28ヶ日になってしまったという2月。やはりあっという間に過ぎて行きました。3月は曜日が同じこともあって、カレンダーを変えるのも忘れそうになっていましたが、気がつけば、もう「弥生三月」です。

 昨日一昨日と、二日間雨模様でしたが、今日は冬型の気圧配置となって気温こそ低いものの、窓から陽光が差し込んでくれました。

  多少雲があるものの、今日は視界良好
  

 3月になったのに、イカナゴ漁の船が全く見えません。今年は梅の花の咲き具合も一週間以上遅いそうで、やはりこの冬は例年よりかなり寒かったということでしょうか。

 明石で三回目の春を迎えました。今年もいよいよイカナゴのくぎ煮の季節です。数日前から、KAZU君がどんな顔をして口にしてくれるかと想像して、ワクワクした気分になっているのですが。

 そのイカナゴ漁、情報では今年の解禁日が明日の3日になったということです。

 10日ほど前の試験操業を受けて開かれる予定だった「解禁日決定会議」が、例年より海水温が低く、生育が遅れているということで流会になったというニュースを先日耳にしました。去年の播磨灘側の解禁日が月曜日(平日)だったので、おそらく今年は、ほぼ一週間遅れの来週の月曜日くらいかと思っていたのですが、7日の月曜日は仏滅、漁業関係ですから縁起も担ぐのでしょう、大安の日が選ばれました。

 縁起を担ぐと言いましたが、実は2008年の解禁日が仏滅の日だったようです。ところが、3月5日に明石海峡でタンカーの衝突事故が発生し、原油流出の影響でイカナゴ漁が大打撃を受けてしまったのです。二、三年前にそんなことがあれば、日を選ぶのも当たり前かもしれません。
 今年は8日も大安なのですが、漁師もくぎ煮を作るのを楽しみにしている人も、さすがに8日までは待てないという気持ちだったのに違いありません。
 生育は遅いといっても、産卵状況はとても良好で豊漁が期待できるということです。なんとしても、3~4センチ位の小さめの時に炊きあげたいので、今週末にでもチャレンジすることになるかもしれません。


   雛の日に漕ぎ出づるとや白子船   弁人


 ところで、

  保育園の庭の、やっとつぼみが開きかけた「河津桜」
  
 やっぱり遅いですよね。去年は3月の初めには満開に近かったのですから。

  2月25日(金)の段階。「いつ咲くのかなぁ」
  


   かたくなに弥生のけはひを花も待ち   弁人


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明石海峡船景色「フェリー客... | トップ | 雪の降る桃の節句になりました »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

身辺雑記」カテゴリの最新記事