チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

水無月の明石に似合う「トケイソウ」

2014-06-12 23:01:27 | 明石風物
6月12日(木)

 国道2号線と平行して南側に走る海岸通り。大蔵海岸の前を西に進むと明石市役所があります。市民会館の先の市役所の入り口に駐車場があって、

 その前に、
  一本のこんもりとした木
  

 実は、トケイソウの花が
  巻きつくように咲いています
  

 6月10日は「時の記念日」です。標準時子午線の通る明石市は、この一週間を「時のウイーク」と称してさまざまな催し物がありますが、それに合わせるかのように、

  とてもきれいに咲いています
  


   梅雨入りをそっと教へる時計草   弁人


 そして、10日の朝。毎年恒例の「日本標準時子午線通過記念証」なるものを手にするべく、今年も天文科学館へ行きました。

 開館30分前なのに
  けっこうな行列
  

 平日なので、ほとんどが年配者です。目的の「記念証」は「一人ひとつ一回限り」というお触れがあります。今年はどんなものなのか楽しみですが、かつては子どもが楽しめるペーパークラフトなどもあったので、「一人ひとつ」というのはちょっと寂しい感じです。

 ところで、明石には「時感動推進会議」なる組織があって、「時の記念日を祝日に」という運動を始めています。8月に「山の日」という祝日ができて、祝日のないのは6月だけとなり、この日の夕方の関西のテレビニュースでも話題になっていました。
 日々時間に追われる現代人、私は「時間を大切にする日」ではなく「時間を忘れる一日」にしてほしいと思いますが、それはともかく、この日がお休みならば、子どもたちも一緒に「記念証」をもらいに来られるのにと祝日化を応援したくなります。
 でも、そうなったら、天文科学館がパンクしてしまうかもしれませんね。

 さて、入り口近くに来ると、
  青いテントにも人の列が
  

 今年は、
  トケイソウの苗を配布していました
  

 5月の半ばに、希望者が往復はがきで申し込み、当選した人がもらえるようです。私はちょうど逗子と明石を行ったり来たりしていた時期だったので、そういう知らせに接する機会がありませんでした。
 トケイソウは夏の花というイメージですが、この苗、これから育てて、はたしてこの夏に咲くのでしょうか。私もベランダで挑戦したい気もしますが、しょっちゅう逗子に帰って明石を留守にするので、こちらで園芸というのは無理なのです。

 ということで、「通過記念証」をいただいたあと、無料開放で混雑しているプラネタリウムは遠慮して帰途につきました。

 今年は「手ぬぐい」で、
  子どもは喜ばないかもしれません
  


   半ズボンに手拭いベルト セピア色   弁人


 ところで、翌日(昨日)の11日、KAZU君は保育園の年長組のお友達とプラネタリウムでお勉強をしてきました。
 暗い所が苦手のKAZU君、日が近づくにつれて「行きたくないねん」と不安がっていましたが、「お友達と一緒やったからな、大丈夫やったで、おもしろかった」「天の川のところにな、織り姫さまと彦星さまがな、住んでおるんやで」と話してくれて、またひとつお兄ちゃんになったみたいです。

 保育園の帰りにKAZU君も
  トケイソウを鑑賞です
  



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