チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

初秋の味覚を求めた後、森林公園の花園を歩く

2020-09-02 16:53:21 | お出かけ・散策
9月2日(水)

 今年の猛暑、9月に入ってもずっと続くのだろうと覚悟していたところ、月が変わろうとする日の夜半から急に涼しくなって、少々拍子抜けの感じで9月1日の朝を迎えました。

 まったく、暑さとコロナに気を取られてうっかりしていましたが、秋の気配を感じると思い出すのは、子どもの頃大好きだったシャキシャキっとして歯ごたえのある梨の味わい。「幸水」でも「豊水」でも「二十世紀」でもなく、あの懐かしい「長十郎」です。
 味がやや淡白な上に、甘さやみずみずしさで新品種には勝てず、年々栽培する農家が少なくなって、このブログで2009年・10年の9月に取り上げた梨園も今はもう扱わなくなっています。とはいっても川崎は長十郎発祥の地。僅かにはなってしまいましたが、まだ二~三軒の梨園でかろうじて手に入ります。

 昨年の梨園は登戸の先でしたが、今回はもう一つ別の梨園に連絡を入れてみたところ「大丈夫、ありますよ」とのこと。それではと、早速車で向かいました。
 第三京浜の川崎インターで下りて多摩川沿いを西へ。

 目的の梨園、今回は東急田園都市線の
  二子新地駅の近くでした
 

 帰宅後の写真ですが、実(身)が引き締まって、
  これぞ「長十郎」の趣
   


   勝りしは重量感か長十郎  弁人


 それにしても、昨日までの猛暑がうそのよう。真っ直ぐ帰るのももったいなく、何気なくカーナビで近辺の緑地を眺めてみると、生田緑地と東高根森林公園が画面に見えます。
 生田緑地のほうが民家園や岡本太郎美術館などがあってメジャーな感じですが、とりあえず、現在地に近い森林公園へ行ってみようかと、

 サルスベリとキバナコスモスが迎えてくれる
  東高根森林公園に
 

 「これ、なに?」 「ヤブミョウガだって」
 

 草花を眺めながら歩いて行くと、「湿性植物園」の看板があって、
  なんかワクワク。
 

  秋風にそよぐ「キンミズヒキ」
 

 「鬼灯」という漢字がいかにもの感。
  自生の「ホオズキ」
 

  水生の「ナガバミズアオイ」
 

 さらに、可愛い花が次々と目の前に。

 「シュウカイドウ」
 

 「キツリフネ」
 

 「ツリフネソウ」
 

 「カリガネソウ」
 


   安らぎてなほ寂然と秋千草  弁人


 他にも「オミナエシ」や「ミソハギ」をはじめ、名称不明のものを含めると、まだ何枚もカメラに収めたのですが、今回はこのくらいにしておきましょう。



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