チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

出迎えは、富士に梅干し、春一番

2009-02-17 08:30:27 | お出かけ・散策
2月17日(火)

 今回は明石からではありません。先週の木曜日に逗子に帰りました。「明石通信」としては番外編ということで。

 ところで、今回の帰省の目的のひとつは、小田原の「梅干し」の購入でした。この前、急に梅干しが食べたくなったのですが、関西で売っているのは紀州の梅ばかりで、酸っぱさの中にある独特の甘味がどうしても私の口に合わないのです。
 「小田原の梅干しが」と思い始めてしまってから、早く帰りたいという思いに駆られていたのです。

 ということで、今回は名古屋で乗り継いで、小田原に停車する数少ない「ひかり」号で神奈川に入りました。
 
 明石を出る時、晴れてはいたものの今一つすっきりとした青空でなかったので、全く期待はしていませんでしたが、ちゃんと富士山が迎えてくれました。(車窓より)
  

 富士を眺めて感無量、やっぱり関東の人間なのでしょうか。

  泰然たる威容もさりとて文鎮の把手と言ひける人もをり  弁人


 さて、小田原の梅干しといっても、私が買う店は箱根湯本にあります。1号線をちょっと上った「滝通り温泉街」入口の手前にある「藤屋」という店です。店の奥に梅を漬けた樽が並んでいます。
  

 私の好みは大粒の「天然塩五年漬」です。小梅を好む人もいますが、果肉の舌触りと味わいが今一つだと思います。高級感のある「十年漬」もありますが、表面が乾いて、しっとり感がありません。


 閑話休題、自宅に帰った翌日の13日(金)の夕方から強風が吹き荒れ、14日の気温は、なんと25度まで上がりました。観測史上初の2月の「夏日」だったそうです。
 明石からコートにマフラーという出で立ちできたのですが、狐につままれた感じでした。こんなこともあるのですね。

   準備中杉もびっくり春一番   弁人


 「今度帰ったら、土曜日か日曜日に富士の絶景ポイントに行こう」と家内と約束していました。残念ながら、両日とも快晴の冬空にはなってくれませんでしたが、15日の日曜日、菜の花がきれいな二宮の吾妻山公園へ行ってみました。
 水仙も花盛りでしたが、13日の強風で寝そべってしまってかわいそうでした。写真は山頂の菜の花です。ほんとうは正面に富士が見えるのですが。
 
  相模湾にも春の色
  

 山頂のすぐ下にある吾妻神社にきれいな花が。
 
 よく見ると「河津桜」でした。

 「河津桜なら松田へ行ってみようか」ということになって、国府津から曽我梅林で大混雑の御殿場線に乗って松田のハーブ園へ脚を延ばしました。
   
   
 もうちょっと天気がよければ、ここの富士も絶景なのですが。

   杉木立避けつつ春を喜べり  弁人


 さてと、そろそろ明石へ戻ります。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 身近なたこ料理-「たこ飯」 | トップ | 「明石海峡船景色」 貨物船... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お出かけ・散策」カテゴリの最新記事