チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

ようやく復旧。「逗子グリーンヒルの歩行者専用の坂道」

2023-01-16 14:24:34 | 逗子風物
1月16日(月)

 熱海の伊豆山で大規模な土砂崩れがあったのは、一年半前の2021年7月3日でしたが、実はその日、逗子でも大きな土砂崩れがありまして、私がよく散歩で歩いていた道も一部埋まってしまい、ずっと閉鎖されたままで、その状況は2021年9月26日の記事に載せてあります。

 まあ、散歩で歩いていただけの私なんぞは論外ですが、グリーンヒル住宅地の住民にとっては、徒歩で町に下りるのがかなり不便に違いないと同情していました。
 とはいえ、交通インフラの面で言えば、横浜横須賀道路の逗子インターの取付け道路が塞がれ、湘南海岸や葉山へ向かうのに便利な逗葉新道との接続も絶たれて、そっちの影響のほうがはるかに大きかったのでしょう、車のほうは三ヶ月後に暫定的に通れるようになって、その後も大がかりな斜面の工事が続いていました。

 ということで、この坂道には散歩の足も遠退いていたわけですが、三日ほど前、車で逗子インターへ入った時に、閉鎖されていた歩道橋に歩行者の姿が見えたような気がしました。

  ちょうど、この辺り
  
  (写真は開通後で、昨日歩道橋の上から)

 「工事、終わったのかな」と期待して、昨日、グリーンヒルへ行くバスに乗って、車窓から県道への下り口の階段を覗き込むと、「行き止まり」の看板がなくなっているようだったので、そのまま坂の上の住宅地まで行ってみました。

 歩道橋の工事がまだ一部残っているようですが、
  開通していました
  

  整備された斜面と歩道橋
  

 土砂崩れの起点の丘と、コンクリートの補強には
  太い水抜き管が
  

 犬の散歩で上って来る方に「ここ、いつから通れるようになったのですか」と聞くと、「去年の暮れ、年末だったかな」とのことでした。

 さて、右にヘアピンして被害の少なかったほうへ下ると、
  桜の古木、健在です
  

 もう一本の桜の木の下で左にヘアピンすると、
  自動車道を跨ぐ歩道橋
  

 歩道橋を渡って振り返ると、下りて来た斜面の
  全体が見渡せました
  

 以前の、雑草の生い茂る中に野の花が咲いていたりする小径から、コンクリートで固められた光景に変わってしまいましたが、こればかりは仕方ありません。

 この歩道橋の先は、車専用車線を越えた丘なので土砂は来ていません。

 雑草が刈り取られ、ややさっぱりした感じですが、
  以前のままの小径
  

 ヤツデの花が咲いていますが、この花に会うのは
  二年ぶりですか
  


   仏にや知らぬ風情の花八つ手  弁人


 県道に下りて、いつもの田越川の上流沿いの道に入ると、年明けから穏やかな天気の日が続いたせいか、

 ほころぶ臘梅。
  まさに「春近し」
  



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