チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

50年前の思い出探しを両国で

2014-10-06 11:59:26 | お出かけ・散策
10月6日(月)

 両国国技館の東隣りにある
  「江戸東京博物館」
  

 とにかくでかい。壮観です。国技館が蔵前から両国に移った後、数回大相撲を観戦しましたが、その頃には、まだこの建物はありませんでした。
 総武快速で錦糸町方面に出る時に、何回も車窓から眺めていたのに、今までなぜか、中に入る機会がなかったのですが、

 今回はこんな
  催しがあったもので
  

 何年ぶりでしょうか、久しぶりに両国駅に降りました。

 その昔、亀戸に母の実家があったので、子どもの頃からおばあちゃんに会いに遊びに行くことも多く、50年前のオリンピックの頃は、何カ月か亀戸の家に寝泊まりして、総武線に乗って蔵前の中学校へ通学していたこともありました。そんなこともあって、錦糸町、両国、浅草橋界隈の雰囲気は懐かしい限りなのですが、その風景もずいぶんと変貌したものです。
 もちろん、まだ国技館なんぞはなく、たぶん、そこが日大講堂だったのでしょう、大きな建物で、力道山が亡くなったあとの追悼のプロレスを見に行ったこともあります。
 今は繁華街になっていますが、駅の南側には相撲部屋もいくつかあって、力士が闊歩している姿は、電車からでも眺められたのを思い出します。


 さて、目的の展覧会。東京オリンピックと新幹線開業は中学三年の10月の出来事でした。青春時代の始まりのなんとも複雑な時期に遭遇した懐かしい思い出で、その時代の匂いがよみがえってくる不思議な感じがします。
 新幹線の展示では、実は私も持っている、開業一番列車「ひかり1号」の切符がどんなふうに展示されているか興味津々だったのですが、ちょっと残念、そういう展示はありませんでした。


    甦る半世紀前の秋の風   弁人


 常設展示はエレベーターで上がった5・6階にありました。吹き抜けでスケールの大きさに圧倒されます。

  日本橋の再現
  

  歌舞伎の芝居小屋「中村座」
  

  出口へは、長いエスカレーターで下ります
  
   

 お昼過ぎに駅に戻り、ランチタイムの「ちゃんこ料理」に舌鼓みとなりました。

 実物の土俵の周りに
  テーブルが並んでいました
  


    両国に秋場所の香の残りけり   弁人


コメント
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