チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

十五夜の二日後に「立待月のお月見」

2012-10-03 23:16:03 | 身辺雑記
10月3日(水)

 中秋のお月見、本当になかなか見られません。今年は30日の日曜日でしたが、台風17号が襲来、風雨は夕方に収まったものの、満月の姿は雲の中でした。

 実は、先週から買い物がてら車で出る時に「ススキ」の姿を捜していたのですが、前記事の「彼岸花」同様、なかなか目に入ってきませんでした。
 昨今は、「セイタカアワダチソウ」などの外来の雑草に押されて、日本古来の「ススキ」が少なくなってしまったのかもしれません。

  「あ、ススキだ!」と車を止めました
  
 写真左の、穂がすくっと伸びているのを勝手に「ススキ」と思ったのですが、明石近辺、今はどこの野原や川原に行っても穂が放射している右側の草ばっかりなのです。

 とりあえず、
  中秋の前日の土曜日に部屋の中に飾りました
    

 準備はできても、あいにくの台風では仕方ありません。でも翌日は台風一過で好天気になるかもしれない、「今年は十六夜で」と期待しましたが、結局、スカッとした秋晴れにならず、「十六夜の月」も雲の中に隠れたままでした。

 翌10月2日の朝、「ススキ」だって疲れちゃうだろう、今宵は「立待月」、なんとか晴れてくれないかなと思いながらカーテンを開けると

  青空が広がり、朝日に光る海と船が
  

 夕方、保育園にKAZU君を迎えに行ったあとの帰り道、時間はちょうど19時頃でした。月の出る方向を気にしながら何回も振り返って歩いて来ましたが、まだ月の姿は見えませんでした。

 部屋に帰って、
  夕飯の仕度をしてから東の空を見ると
  
 なるほど「立待月」、20時近くにならないと上って来ないのです。

  さっそく、「ススキ」をベランダに
  
 初夏の頃とはうって変わって、秋の月は天空に近いので、ベランダに出て枝豆を摘まみながら月を見上げました。

 もう、まん丸ではないのですが、
  写真ではよくわかりませんね
  


   月の夜に凛々しく伸びし芒の穂  弁人


 きっと、今年の九月は暑かったのでしょう、10月になっているのに、蚊が飛んできて、今時「蚊取り線香」でもなかろうと、部屋の中に戻ってしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする