チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

ニーハオ北京!(2)黄砂の中で

2011-05-07 06:02:13 | 旅行
5月7日(土)

 黄砂は日本でも降って来るので驚くことはありませんが、北京空港の上空に近づき、薄茶っぽい雲に覆われている景色を眺めると、「さすがに中国大陸、黄砂も本場ですな」と思わずにはいられませんでした。

 この日はまず、市内南東にある世界遺産の天壇公園を訪れました。メーデーの前日で、中国でもゴールデンウイークに入ったそうです。

  地方からの観光客もたくさん
  

  晴れてはいるのですが、黄砂で視界が今一つ
  

 町を走る車も砂まみれ、ワイパーをかけたところだけが視界になる状態で走っていました。その上、この時期はポプラの綿屑も舞っていて、逗子の家を出る時に玄関に用意しておいた帽子を被り忘れて来たことを後悔しました。

 それはいいとして。

  この小さい丸いところに乗らないと願いごとが叶わないとか
  

  建物といい、人の波といい、中国の香りいっぱい
  

  メインの建物「祈念殿」。柱がない建造物なのです
  


    大陸の青葉霞みし黄砂かな   弁人


 ところで、この時期の北京は空気が乾燥していて喉も渇きがちなので、ペットボトルのミネラルウオーターが必需品です。他にもペットボトルの飲料はたくさん売られていますが、お茶も水も甘味料が入っているものが多いので要注意。別にまずいわけではありません。私も好奇心から試しに飲んでみましたが、香りが強い午後ティという感じでした。でも、持ち歩いていて温くなってしまうとどうもいけません。
 保冷のポットがいいのですが、氷の用意が難しいので、キンキンに冷えた飲料が大好きな私はちょっと物足りない気分でした。

 そういえば、以前アメリカへ行った時、アイスコーヒーにありつけなくてがっかりしたことがありましたが、考えてみれば、水道水を冷凍して平気で口にできるなんてことは、海外では考えてはいけないのでしょうね。
 「年寄りの冷や水」、もういい歳なんだから我慢せねばと反省した次第。


 天壇公園を出たチャーターバスは、夕方、北京ダックの名店「全聚徳」に着きました。

  お客さんの前で、見事な包丁裁き
  

 日本との時差1時間とはいえ、やはり日が長い。19時過ぎに店を後にしましたが、ちょうど日が暮れかかる頃合いでした。

  やがて北京に夜が。ホテルの窓からのエキゾチックな眺め
  

 夜が明ければ、いよいよ今回の北京行のメインイベント、かわいい甥っ子の人生最大の晴れ舞台が待っています。


    メーデーの前夜祭とも言はれけり   弁人


   うーん、なかなか眠れんわい!


コメント
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