チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「明石海峡船景色」No.9~LNGタンカー~

2010-10-16 10:47:06 | 船景色
10月16日(土)

 「LNG」というのは「液化天然ガス」のことで、「船景色」の3回目の「タンカー」編で何隻か紹介しました。今回はその続編です。

  まずは、「LNG TAURUS」
  

  続いて、「LNG GEMINI」
  

 いったい、日本全体でどのくらいの天然ガスを輸入しているのでしょうか。明石海峡を通過する大型船を調べると、週に数隻は行き来しています。どうも岡山の水島あたりに運んでいるようですが、荷揚げをするコンビナートは他にもたくさんあるわけですから、やはり相当な数のタンカーが活躍していそうです。

  「LNG LIBRA」
  

 今までの3隻は、皆同じく黄色の煙突に「BGT」というロゴのファンネルマーク。どうもアメリカの船会社のようです。大きさは10万トン弱。

 日本の船はというと、代表的なのは、昨年の6月10日の記事で紹介済みのこの船。
  日本郵船の「LNGDREAM」(12万トン)
  

 最近のアルバムでは
  同じく日本郵船の「播州丸」と、三井船舶の「泉州丸」
  
   


 円高不況が叫ばれていますが、こういう輸入物はけっこうお安くなっているのではと思うのですがね。でも、石油やガス料金が値下げになったというニュースは耳にしませんね。
 日本の社会はどこかおかしい。値下げの話題といえば、賃金くらいのもので、野菜なんぞにしても、猛暑でとか長雨でとか、とにかくちょっとしたことで値上げのニュースばかりが飛び交っている。
 メディア全体がマイナス思考というか、円高を利用しちゃえとかいう話題はほとんどなくて、「海外旅行がお安くなります」とかいう庶民にはあまり関係のないことくらいしか話題にならないのです。「今年の冬は暖房費が安いので暖かく過ごせます」とかいう話でも出てくれば、少しはホッとした気分になれるかもしれないのに。


 さて、どこの国の船でしょうか。あと2隻紹介して、今回の記事といたします。

  「NORTH WEST SWALLOW」
  

  「LNG GALLINA」
  



     ひとすじの光明ありや秋の海    弁人



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする