チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

二月尽の日曜は呑気に梅と海の香りの中で

2010-03-01 20:04:27 | KAZU君
3月1日(月)

 せっかく春らしくなったのに、お日様が恋しかった毎日。2月最後の日曜日の朝、窓の外は雨上がりの空に薄日が差していました。

 KAZU君も元気だし、春の花を目指してお出かけしました。目的地は、姫路の先の、たつの市にある「綾部山梅林」。兵庫県では代表的な梅の名所で、瀬戸内海を前にした山肌にたくさんの梅が花を咲かせているとか。キャッチフレーズも「ひとめ2万本」ということなので楽しみにして行きました。

 出店が並ぶ麓から絶景ポイントまでは、梅の花と香りの中を30分ほど歩かないと着きません。

  KAZU君はベビーカーに乗ってラクチン山登り
   
 でも恐れていた予感が的中。「ボクも歩きたい」とベビーカーを下りるのはいいのですが、やはり、まもなく抱っこを要求。それも「ジージ」というご指名です。

  私が抱え上げると、ごらんのような至福の笑顔
  

 肝心の花のほうですが、早咲きの「寒紅梅」などは、すでに散り始めていたものの、ほとんどの花は5、6分咲きで、ちょうどよい時期だったかもしれません。思ったより気温は上がりませんでしたが、私は花粉防止眼鏡も曇ってしまうほど汗をかかせてもらって、春のぬくもりを満喫という具合。

  時々「ウ、メェー」と言ったりする花好きのKAZU君
  


    海眺むる顔をかすめる梅の花   弁人


  お日様は隠れちゃったけれど、これが「ひとめ2万本」の眺め
  
   

  瀬戸内に浮かぶ「家島の島々」をバックに
  


    むづかりし児に笑み戻る梅の里   弁人


 観梅のあとは、さらに西に向かって、相生の手前の室津の浜に。そろそろ季節も終盤で、今季は食べ納めになるかもしれない牡蠣料理に舌鼓。
  


 ところで、帰って来ると、海岸から明石市の防災放送がしきりに聞こえてきました。出がけにチリで大地震があったということを耳にはしましたが、聞き流してしまいました。全国的に津波警報が発令されていて、日本列島はけっこうな騒ぎだったようですね。お昼に私たちがいた室津の浜は「注意報」だったようですが、瀬戸内でも岡山の方は「警報」が出ていたもようです。「知らぬが仏」とはいえ、呑気なもんです。思わず胸をなで下ろした次第です。
 その後、夜に東京マラソンの録画を見ていたら、冷たいみぞれまじりの雨の中でのレースでした。そんなことも全く知らずに、麗らかな空気の中で孫と遊んでいたという、これもまた、ちょっと呑気であったと苦笑してしまった日曜日の夜でした。

コメント
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