レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

図書館ももうすぐ休みだ

2022-12-26 08:02:19 | 
 図書館のHPの「新着図書」で、岩波文庫がはいるとたいていクリックして、半分以上は借りる、それでわかるとは限らないけど。覚えているとも言えないけど。 
 『サラゴサ手稿』は、18~19世紀のポーランドの名門貴族がフランス語で書いた作品。スペインの騎士が謎のイスラム教徒姉妹に出会い、彼女たちは親類だと言う。盗賊、隠者、様々な人々が現れ、物語を語っていく。枠物語と言える。
 いま中巻を借りていてまだ読んでいないけど、最後まで読む気はおおいにある。
 
ヨナス・ヨナソン『華麗な復讐株式会社』
 同作家の本は地元図書館にあるのは知っているけどなんとなく未読のまま、「新着図書」に出てきてなんとなく借りた。
 広告マンのフーゴは、隣人トラブルがきっかけで復讐代行のビジネスを始めた。
 画商のヴィクトルは上司にとりいって娘婿に収まり、妻イェンニから財産を奪い取った。息子(?)ケヴィンをケニアに置き去りにした。
 ケヴィンは呪医オーレに助けられて戦士として鍛えられ、しかし割礼は怖くて逃亡、スウェーデンに帰還、そこでイェンニと出会って、同じ男への恨みで結びつく。そしてフーゴの店にやってきた。
  たいへん面白かった。

 小学館文庫でノルウェーのミステリー「警部ヴィスティング」シリーズが数冊出ている、図書館で読んでいる。そのカバーイラストは「光嶋フーパイ」という人なのだが、ベルナール・ビュフェのタッチに似ていると思う。影響を受けたのだろうか?と思ってこの二人の名前を並べて検索してみたけど、いっしょに出てはこない。

 
 年末年始には図書館は1週間ほど閉まる。今年は水曜まで。いま現在、取り置き済が2冊で明日引き取ってくる。「配送中」が1冊。たぶん午後に行けば届いているだろう。あした買い物に出るけど、午後に行くほうがいいだろうか。水曜の午後に行くという選択肢もあるけど(午前はヤクルト屋さんが来る)。寒いのでなるべく出たくない・・・。
 いまのところ、明日の午後に行く予定でいる。出不精だからこんなことで悩むのだけどね。
「取り置き済」状態で休みに突入するのが最悪なのである。閉まっている間に待っている本がだんだん「取り置き済」になっていくならうれしいんだけどね。蔵書点検のための休館中ならば内部での仕事は進んでいるからそういうこともありうるけど年末年始でほんとに休み(最初と最後の1日以外は)なのでなさそう。
 
 
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