ソノラマコミック文庫から。「別冊花とゆめ」で読んだころにはもっと長かったような気はがしていたけど、この巻で終わり。タイムトラベルの旅行会社で、依頼人(多くは現代有名人のパロ)とガイドが過去へ行き、歴史上の人物に会うという設定で嘘八百の珍説をでっちあげるマンガ。この巻に出てくるのは、平賀源内、マリー・アントワネット、一休、チャイコフスキー、ネロ、エジソン、ジャンヌ・ダルク、ノストラダムス、小野小町。
待望のネロの話がやっと再読できた。依頼人は「ロックバンドもののけのヴォーカルメラニー」・・・もとネタ知らない。
「1世紀 ローマ帝国」と書くべきところが「7世紀」に見えるんだけど、1が7に見間違えられたんでしょうな。(こういうミスは『地球の歩き方』でも見た) もっとも、「64年」とはっきり書いてあるから注意深い読者はわかると期待しよう。
歌にサクラを用意していたとか、女装して男と式をあげたとか、そんなまさに「マンガのような」ことが(スエトニウスを信じれば)史実なんだよなぁ・・・と、いま読むといっそう爆笑もの。
「鈴木式その子」が小野小町に美白対決を挑みに行く話で、蹴鞠に夢中になって日焼けしてしまったという小町のキャラがいい感じだ。シャノンが百日通って白粉をこねてくれたおかげで勝ったので、一晩つきあう約束をちゃんと守るつもりだった点も(お歯黒のキライなシャノンが辞退した)。
ところで、これ完全な収録ではない。野村サッチーとミッチーのケンカをネタにした話もあったのだ。 ミッチー(をモデルにしたおばさん)が、サッチーの学歴詐称をあばこうとして、過去のコロンビアならぬコロビアン大学に行ってみる。そこに確かにサッチーはいるが、学生ではないのに出入りしているだけ、しかも他の学生たちは、教室で会ったことはまったくないと言うのだった、そういう話。
しかし・・・サッチーって歴史上の人物なのか?
待望のネロの話がやっと再読できた。依頼人は「ロックバンドもののけのヴォーカルメラニー」・・・もとネタ知らない。
「1世紀 ローマ帝国」と書くべきところが「7世紀」に見えるんだけど、1が7に見間違えられたんでしょうな。(こういうミスは『地球の歩き方』でも見た) もっとも、「64年」とはっきり書いてあるから注意深い読者はわかると期待しよう。
歌にサクラを用意していたとか、女装して男と式をあげたとか、そんなまさに「マンガのような」ことが(スエトニウスを信じれば)史実なんだよなぁ・・・と、いま読むといっそう爆笑もの。
「鈴木式その子」が小野小町に美白対決を挑みに行く話で、蹴鞠に夢中になって日焼けしてしまったという小町のキャラがいい感じだ。シャノンが百日通って白粉をこねてくれたおかげで勝ったので、一晩つきあう約束をちゃんと守るつもりだった点も(お歯黒のキライなシャノンが辞退した)。
ところで、これ完全な収録ではない。野村サッチーとミッチーのケンカをネタにした話もあったのだ。 ミッチー(をモデルにしたおばさん)が、サッチーの学歴詐称をあばこうとして、過去のコロンビアならぬコロビアン大学に行ってみる。そこに確かにサッチーはいるが、学生ではないのに出入りしているだけ、しかも他の学生たちは、教室で会ったことはまったくないと言うのだった、そういう話。
しかし・・・サッチーって歴史上の人物なのか?
なくても残念な話ではありませんが、もれているのはなんとなく口惜しい。
わたしが、最初に読んだ「マジ・ダイ」は、このサッチー話だったように思います。
ページ数の都合か、それとも学歴詐称ねたの借用がやばかったのか。
『マジ・ダイ』という略称採用致します!