レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

『動物のお医者さん』新装版だって

2023-12-30 14:03:05 | マンガ
 『動物のお医者さん』が、小学館から「新装版」で出るそうだ。来年、毎月1巻ずつ全12巻。全12巻ということはもともとの「花とゆめコミックス」と同じ。特に変わった編集になるわけではないのか。上記記事でも1巻の表紙は昔のと同じようだし。
 小学館の青年誌に移ってからの作品は、文庫版もとうぜん小学館から出ていたけど、『動物のお医者さん』だけは白泉社文庫だった。
 これまで、
・花とゆめコミックス
・白泉社文庫
・テレビドラマ化の時の『月刊動物のお医者さん』 雑誌形態で、えーと、全4冊?3冊?
・コンビニ本
・愛蔵版
と多くの版で出てきた。私は何度も買って手放してを繰り返し、いまは「愛蔵版」が本棚にある。
 だから今回わざわざ買うまい。
 それより、『ペパミント・スパイ』や「忘却シリーズ」の完全版(全部収録しているという意味!)を出してくれよ。
 年末になると、ハムテルたちの平常心を思い出す。そして、おせち料理とは数日まえから計画的に段階的にするもので、大晦日にどっこいしょと始めるものではないよね、と思うのも常。
 
 古典的名作は何回も出直すことが珍しくないが、少女マンガで最も多くの版で出た作品はなんだろうか。私が思うのは『ベルばら』だけど。
・マーガレットコミックス
・愛蔵版 最初のブームの頃に出ていた高価で立派な装丁の5巻本
・集英社漫画文庫  70年代のマンガ文庫第1次ブームのころ出た全10巻 編集が最悪だった
・愛蔵版 中央公論の安価な2巻本
・文庫 いまのは全5巻 
 いまアマゾンで検索した。「完全版」というのもあったし、「フェアベルコミックス」というのは電子書籍? 紙本だけでも6種ある。
 
 検索にミスがある時「もしかして 〇〇」と正解が示されるものだけど、今回は、
もしかして ベルサイユのバラ
ーーと出た!ふざけるな!「バラ」じゃない、正しいのは「ばら」だ!!!!!
 
 
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