レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

本の雑記

2008-03-13 06:04:37 | 
文庫新刊のコーナーで目についた。
PHP文庫の新刊、『疾風怒濤!上杉戦記』。いろいろな作家の短編集。「永井路子」も入っていたのでもしかしたらと思い、・・・あった!『流転の若鷹』! 『炎の蜃気楼』で一部で有名になった三郎景虎が主人公の短編があると、某J誌で知って以来気になっていたのだ。「全集」にもはいっていなかったのだ。いざ読んで、案外あっさりした印象。
 同文庫、『「皇帝・王様」たちの世界史』 タイトル通り。80人の君主紹介。カバーイラストに描かれているアウグストゥス(プリマポルタのポーズ)が美しいので、それを活かすために透明ビニール製のブックカバーを買ってしまった。(しかし、記述はさほど楽しみはない)
 上記2冊の間に『東郷平八郎と秋山真之』が置いてあった。その二人の写真がカバー。いま知ったことでもないけど・・・・・・男前~~~~!!!

 『ルイザと女相続人』が面白かったので、『若草物語』も再読したくなった。角川文庫にある。これは「続」「第三」「第四」まであるのだ。本屋にある「続」と「第四」をとりあえず買う。25年以上前女子高の図書室で、「続」と「第四」を読んだことは確かなのだけど、「第三」はなぜか覚えがない。
 『若草物語』といえば、高河ゆんによるマンガ化があった。まだ初期の絵がきれいなころ。私は別にこのマンガ家のファンというわけでもないが、あれは復刊していいと思う。

 三浦しをんのエッセイ『夢のような幸福』が文庫で出たので買う。笑えるので短い時間のリフレッシュに向いている。
 ふと浮かんだ疑問。一部の本には、中表紙もめくって本文との間のページに、タイトルと著者名がアルファベットで書いてある。
 XXXXXXXX (タイトル)
    by
 XXXXXXXX (著者名がローマ字)
 そして、Copyright C 200X とかなんとか、出版社の名前などが続く。
「奥付」ではないが、奥付と似たような内容が、「奥」でなくむしろ本の始めのほうに載っている。すべての本ではない。どちらかといえば、軽めの本にこういうのがあると思う。
 これは、決められていることではなく任意の、ただのお飾りなのだろうか。
 さらに私が気になるのは、ここでのタイトルは、往々にして外国語だ。訳されているわけでもないのに、英語になっていたりする。・・・誰が訳しているんだ?正しいのかこれらの訳は?
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