レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

オマケならでは

2007-08-27 16:20:17 | 
 講談社文庫は折り返しのマーク10枚で特製ブックカバーがもらえる。このお知らせがいつも載っている(オビに)わけではないが、結局毎年やっているようだ。去年まであった3種類、いまもある5種類、--ついにそろえた!サイズや手触りのしっくり感、色の落ち着きなど、ほかのフェア品(この夏の新潮のアロハ)や、市販の品と比べても、やはりコレが最上の使い心地なのだ。
 私のマンガ遍歴を振り返れば、(「学級文庫」で読んだ程度で)「フレンド」「なかよし」といった雑誌を自ら買ったことはほぼなく、若干の好きな作家がいた程度で、講談社系列とは馴染みが薄い。義理を感じる理由もない。
 だから、上記ブックカバーを誉めることにお世辞は皆無である。

 壇ふみ『どうもいたしません』を読んだ。美容院でマッサージしてもらうと幸せになるので、ある旅行先でホテルでマッサージをよんでもらった、しかし上手いのにどうもなにかが足りない。--「グリコのおまけ」みたいなもので、おまけだけ売っていても楽しくない、オマケだからこそいいのだ、とわかった。
 という話があった。
 確かにそれは言える。出版社のPR誌をもらってくることも、ついでの気軽さがおトク感になるのだ(決して店に行かないようになったら、・・・一部のものは通販するかもしれんけど)。で、上記カバー。同様の質で、デザインの好みの品で買えるものが出来たら、・・・やはり買うかもしれんが楽しさは減るだろう。

 ところで、壇ふみさんといえば、私は見たことはあまりない。大河『春の波濤』の福沢諭吉の娘フサの役くらいなものだ。
 この人を乗せたことのある柳川の船頭さんが、キレイな人は多いけど、あんなに頭いい!と感じさせられた人はいない、と話していたらしい、又聞きの又聞き。

 ついでに言えば、壇さんとしばしばごっちゃにされる紺野美沙子さんは、--慶応で間近に見た人は、背高い!細い!顔小さい!キレイ! と断言していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする