レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

月名からの名づけ

2007-08-10 15:23:26 |   ことばや名前
 生まれた月にちなんで名前をつけるということはよくあるだろう。日本人の場合、昔の名前が風流なものが多いので役立つ。
1月の「睦月」は・・・「おムツ」とからかわれそうなのでそこがナンだ。
2月の「如月」はありそうだ。
3月で「弥生」は問題なし。「三月」で「みつき」も可愛い。「マルスの月」と思えば武ばった名前もあり。
4月の「卯月」は、別の言葉を連想されそうな危険がある。「アフロディテの月」なので、苦しいシャレで「美奈子」(※)。
5月の「さつき」、「メイ」、「まい」(ドイツ語)。
6月「水無月」、これで「ミナ」でもよい。「ジューン」だから「ジュン」、簡単だ。いっそ「ユノ」ならば珍しいかも。
7月「文月」で「ふみ」、「ユリウスの月」だから、「ゆり」、「ゆうり」
8月「葉月」、これも名前になりうる。9月23日生まれでこの名前だったら出世するぞ。
9月「長月」、ちょっと思いつかない。
10月「神無月」で「カンナ」。
11月「霜月」、「霜」の字面はわりに風情があるので「霜子(そうこ)」、・・・あまり明るくなさそうなヒロインの名前って感じだ。英語から採るならば「のぶ」。
12月「師走」、・・・思いつかない。

 ネーミングの遊びは楽しい。日本人にカタカナ名とか、逆に異人に日本名とか。昔の宝塚みたいに、和歌からつくってみるとか。自分で名乗るのは気がひけても、作中人物につけるならという前提であれこれと考えてみる。

※ 大昔、『悪魔(デイモス)の花嫁』で、デイモスが妹ヴィーナスとそっくりな人間の少女を発見して、「しかも名前さえ同じ美奈子」と言ってたことが理解できなかった。ずーっとたって、『セーラームーン』の「謎本」で、「美奈子=びーなす」と解説していたので初めてわかった。後者は冗談でいいとしても、デイモスのは、あれはギャグの場面じゃないだろ・・・。
コメント (2)
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