やばいやばい、寝過ごした! 03時30分にアラームをセットしたのに無意識の自分がかってに止めていた。 しかも、スヌーズも鳴ったはずだがそれも気付かれぬようにひそかに止めている。
う~む、どうやら、カラダをコントロールする脳は本日の火星と土星の接近には興味がないようだ。観望に出かけないよう仕向けているとしか思えない。そんな脳に反旗を翻して支度をすること5分…
望遠レンズと三脚とヘッドランプを手にして車に乗り込んだのは、まもなく04時になろうとする頃、火星と土星の出は03時45分頃なのですでに東の空に見えているはずだ。
双眼鏡を忘れたことを車の中で気がついたが戻る時間は無い。朝日がよく見えるいつもの場所に着いたのは04時10分を過ぎた頃、車を降りてさっそく東の空を見渡すと、はて、星が一つも見えません。
低空に雲があるのか、透明度が悪いのか、それとも薄明が進んだのだろうか、プラネアプリで火星と土星の方向を確認して見渡すもさっぱり見えません。ここで車のトランク下部に常備している簡易双眼鏡を取り出して見たのですが… やっぱり見えません。
で、最後の手段、デジカメの高感度撮影で火星と木星の捜索です。数カット撮影して確認すると… ありました! 想定していたポイントより東寄りに位置していたようです。
火星と土星の大接近(撮影時高度 6°、太陽高度 -9°、航海薄明)
2024/4/11 04h18m17s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO2500 f5.6 1/3sec
撮影時の火星と土星の角距離は26′30″です。最も接近する時刻は05時34分で離角は26′25″なのでラッキーなことにほぼMAXの接近距離で観望することが出来ました。
角距離 26分30秒(満月の直径の90%の大きさ)まで接近した火星と土星
2024/4/11 04h20m52s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/1.6sec
火星までの距離は、3億750万kmですが、土星は15億7500万kmの遠方にあります。こんなに距離の差がある惑星が同じ方向に見えるというのは、考えて見るとミラクルな出来事ですね。オドロキ~
2024/4/11 04h21m50s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f500mm ISO5000 f6 1/3sec
まだ高度が低いので望遠鏡で見ることはむずかしいですが、もし見えたとしたら南半球を地球に向けた火星と環が細くなった土星が上図のように見えるはずです。実際に観望できるのはあと1か月後ですかね~。
市民薄明の空で輝く火星と土星
2024/4/11 04h27m17s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/13sec
青味が濃くなった空を背景に並ぶ火星と土星は肉眼では見えませんでしたが、双眼鏡で見るとキラキラと輝いて想像以上にキレイな星景でした。超感動~!
本日のベストフォト!
2024/4/11 04h30m07s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f170mm ISO5000 f5.6 1/13sec
04時30分を過ぎると双眼鏡でも火星が見えなくなり土星だけが見えていました。火星と土星の光度差は0.1等級しかありませんが視直径の違い(火星- 4".6、土星- 15".8)ですかね~。
本日のラストフォト(土星高度 9°、太陽高度 -6°、日の出 31分前)
2024/4/11 04h35m19s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/15sec
終わってみれば観望時間はわずかに20分間… 起きる時間がもう少し遅かったら見逃していたのでギリセーフでした。ふう、今日はなんとか間に合いましたが、無意識の自分(カラダをコントロールする影の首謀者 = 脳!?)との攻防は今後も続きそうですね。
う~む、どうやら、カラダをコントロールする脳は本日の火星と土星の接近には興味がないようだ。観望に出かけないよう仕向けているとしか思えない。そんな脳に反旗を翻して支度をすること5分…
望遠レンズと三脚とヘッドランプを手にして車に乗り込んだのは、まもなく04時になろうとする頃、火星と土星の出は03時45分頃なのですでに東の空に見えているはずだ。
双眼鏡を忘れたことを車の中で気がついたが戻る時間は無い。朝日がよく見えるいつもの場所に着いたのは04時10分を過ぎた頃、車を降りてさっそく東の空を見渡すと、はて、星が一つも見えません。
低空に雲があるのか、透明度が悪いのか、それとも薄明が進んだのだろうか、プラネアプリで火星と土星の方向を確認して見渡すもさっぱり見えません。ここで車のトランク下部に常備している簡易双眼鏡を取り出して見たのですが… やっぱり見えません。
で、最後の手段、デジカメの高感度撮影で火星と木星の捜索です。数カット撮影して確認すると… ありました! 想定していたポイントより東寄りに位置していたようです。
火星と土星の大接近(撮影時高度 6°、太陽高度 -9°、航海薄明)
2024/4/11 04h18m17s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO2500 f5.6 1/3sec
撮影時の火星と土星の角距離は26′30″です。最も接近する時刻は05時34分で離角は26′25″なのでラッキーなことにほぼMAXの接近距離で観望することが出来ました。
角距離 26分30秒(満月の直径の90%の大きさ)まで接近した火星と土星
2024/4/11 04h20m52s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/1.6sec
火星までの距離は、3億750万kmですが、土星は15億7500万kmの遠方にあります。こんなに距離の差がある惑星が同じ方向に見えるというのは、考えて見るとミラクルな出来事ですね。オドロキ~
2024/4/11 04h21m50s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f500mm ISO5000 f6 1/3sec
まだ高度が低いので望遠鏡で見ることはむずかしいですが、もし見えたとしたら南半球を地球に向けた火星と環が細くなった土星が上図のように見えるはずです。実際に観望できるのはあと1か月後ですかね~。
市民薄明の空で輝く火星と土星
2024/4/11 04h27m17s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/13sec
青味が濃くなった空を背景に並ぶ火星と土星は肉眼では見えませんでしたが、双眼鏡で見るとキラキラと輝いて想像以上にキレイな星景でした。超感動~!
本日のベストフォト!
2024/4/11 04h30m07s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f170mm ISO5000 f5.6 1/13sec
04時30分を過ぎると双眼鏡でも火星が見えなくなり土星だけが見えていました。火星と土星の光度差は0.1等級しかありませんが視直径の違い(火星- 4".6、土星- 15".8)ですかね~。
本日のラストフォト(土星高度 9°、太陽高度 -6°、日の出 31分前)
2024/4/11 04h35m19s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f150mm ISO5000 f5.6 1/15sec
終わってみれば観望時間はわずかに20分間… 起きる時間がもう少し遅かったら見逃していたのでギリセーフでした。ふう、今日はなんとか間に合いましたが、無意識の自分(カラダをコントロールする影の首謀者 = 脳!?)との攻防は今後も続きそうですね。
じっと耐えてます、彗星が~~ぁです(笑)
こんばんは~。まったくですね。今夜は日付が変わる頃までは星見ができそうな天気だったので、望遠鏡を出してアライメントを取ったところで雲がモクモク… 結局、ひとつの天体を見ただけで撤収となりました。予報どおりにはならない天気が続いています。
金星と木星の接近が天界の明るさNo.1とNo.2の共演とすると,火星と土星はその次のランクか…いや,土星は安定した人気の惑星だし,火星は2年にいっぺんヒット曲を出す惑星だ,するとどっちが…。アイドルや役者にたとえると,面白い組み合わせにたとえられそうです。きれいな景色を見せてもらいました。
若いときは興味と仕事を天秤にかけて星見をしていたようなところがありますが,年取った今ではあと何回土星が見られるか?とか,ここで無理したら命を削るのか?など,これまた難しい判断になっています。脳の言うことももっともか,とか良いもの見せれば脳も喜ぶくせに!とか。
ナイスなコメントです!座布団50枚ですね。薄明の空で見る火星と土星はキラキラ輝いてとてもキレイだったのですが、火星と土星の接近はSNSや投稿サイト上ではまったくと言っていいほど見かけませんでした。たしかにトップアイドルと言えば金星と木星ですからね。ichさんのコメントを読んで、火星と土星が「はいはいあの子は特別です 我々はハナからおまけです お星さまの引き立て役Bです」と言っているような感じがして切なくなりました。ま、金星と木星が最強で無敵のアイドルだということは否めませんがね~。
年を重ねると天秤にかけるものが変わってくるというコメントはこれまた奥が深いですね。確かにここでムリしたら…と考えることは多くなっています。ひょっとしたら影の首謀者=脳はカラダを気遣ってアラームを止めたのですかね~。12P撮影遠征の翌朝だったので… 脳に言われるまでも無く無理の利かないカラダになっていることは自覚しないとですね。