

22時04分の火星、撮影時高度58°、光度-0.1等、視直径10.0"、輝面比0.926

2025/3/9 22h04m μ210+WREYMER PLAN 5×+TCA-4(Extend)+Apollo-C(UV/IRcut) FocalLength=14600mm (F/62)
Shutter=17.49ms Gain=350 (72%) Duration=90s AS!3 Drizzle1.5× 25% of 5137frames
撮影時の気流は思ったほど良くありませんでした。雲量はほぼゼロでしたがリゲルもベテルギウスもしっかり瞬いていました~。春っぽい空でしたが見かけ倒しで…春まだ遠しですかね~。


アルベド模様もなんかザックリとした感じですが、気流が落ち着けば解像度は向上するはずなのでもうしばらく撮影を続けることにしましょう。

日差しは暖かくなったとはいえ、まだ風が冷たいなあと感じます。火星はだいぶ小さく、欠けてきましたね。気がつくと、金星がだいぶ位置を変えてきてビックリします。あと2週間で内合なんて、早いものです。
さて、前回心の琴線の話を晴れスターさんに書いてもらいましたので、私も読んだ話を一つ。
福岡から仙台に引っ越して来た方が、ある冬の朝泉中央あたりを歩いていたら上から鳴き声が聞こえて見上げるとハクチョウの群れが飛んでいて「あぁ、素晴らしい所に越して来たんだ」と心が震えたというのです。私もベランダで洗濯物を干しながらハクチョウの声が聞こえると嬉しくなって探しますが、その方ほどではないだろうなぁと思います。きっと登米の人は朝夕の雁行を見向きもしなかったりするんでしょうね!
日の出の早さに春を感じる今日この頃ですが朝晩の気温の低さは油断できませんね。3月21日に金星が内合を迎えますが内合当日と前後数日間は夕方と日の出前に金星が見られる「宵明けの明星」期間なので観望にチャレンジしてみようかな~と思ってます。(気が向いたらですが…)
そうそう、2~3日前の夕方に月を撮影していたときに頭上を7~8羽のハクチョウが鳴きながら北北東に向かって通過していったので、あ~北帰行の季節だね~と思って見ていたらUターンするように急に西の方向へ進路変更… 思わず空に向かって、おい帰らないのかい!とツッコミを入れてしまいました。笑 雁行は子どもの頃よく見ていました。たしかに朝は餌場の田んぼへお出かけタイムで夕方はねぐらに帰って行く時間だね~くらいの思いでしたが秋にシベリアから渡ってくるときと春に北へ帰るときは空を覆うほどの数の雁が鳴声を大合唱させながら飛んでいくので圧巻の眺めでした。モーニングフライトとは違った美しさと感動があって見入ってたことichさんのコメントを読んで思い出しました~。