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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

2022年見たい天体現象「Lunar X」

2021年11月25日 | 「見たい天体現象」
 手元に2022年度版の天文年鑑が届いたので天文年鑑から読み解ける
「来年見たい天体現象」を紹介していきま~す。


 今日のお題は、何度も撮影したけどやっぱり気になる「ルナXデー」です。



 2022年版天文年鑑の「展望」に月面Xの観察可能日が載っていますが、今年も独自予報として月面Xの観察可能日を載せておきます。

月面余経度358.0°の日時  日没  月高度(方位)  b値
○ 1月10日(月)12時18分 16:36   8°  (東)   -1.20°       
× 2月 9日(水) 02時45分 17:08   -21°
○ 3月10日(木)16時47分 17:39  73° (南)   -1.44°       
× 4月 9日(土) 05時55分 18:08   -25°
○ 5月 8日(日)17時58分 18:35  72° (南)   -0.18°        
× 6月 7日(火)06時30分 18:59   -36°       
○ 7月 6日(水)16時18分 19:04  51° (南南東) +1.23°   
× 8月 5日(金)02時15分 18:44   -47°       
○ 9月 3日(土)14時41分 18:05  20° (南東)  +1.41°        
× 10月3日(月)02時49分 17:18   -57° 
○ 11月1日(火)15時57分 16:39  22° (南南東) +0.14°  
× 12月1日(木)05時58分 16:17   -55°
○ 12月30日(金)20時24分 16:26  40°(南西)  -1.30°
(注:上記日時はあくまでも晴れスター的独自予報です。)
 b値:月面上で太陽が真上から照らす地点の月面緯度

2022年は月面X発生時に月が地平線上に出ている回数は7回ほどありますが、1月10日、9月3日、11月1日は月高度が低いので、条件良く観測できるのは、3月10日、5月8日、7月6日、12月30日の4回かと思われます。3月10日、5月8日、7月6日は日没前の青空の中で、12月30日は日没後の夜空で見ることができます。

 天文年鑑の展望には「2023年には夜間に好条件で見られるものがない」と書いてあるのでこの4回はぜひ見ておきたいですね。


 こちらは今年撮影したLunarXクローズアップフォトで~す。
2月19日(金)予想ピーク時間:18時59分 月面緯度 -1.50°

2021/2/19 21:05 SE200N ASI290MC Shutter=5.358ms 25% of 1233flames


4月19日(月)予想ピーク時間:20時54分 月面緯度 -1.10°

2021/4/19 20:41 SE200N ASI174MM Shutter=3.375ms 50% of 200flames


6月17日(木)予想ピーク時間:19時51分 月面緯度 +0.39°

2021/6/17 21h11m55s SE200N ASI290MC Shutter=4.719ms Gain=340 (56%) 50% of 1735flames



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