

夕方、ブルーウオーカー3を撮影した時はモクモク雲だったのですが、宵の口から雲が晴れて予定外の火星撮影会となりました~。

火星の東側(左側)に大シルチスが見えてます。中央右よりには子午線湾(アリンの爪)があります。北極の雲(北極フード)も相変わらず大きいようですね。視直径はやや小さくなって16.9″ です。

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2022年の火星接近は最接近が12月1日で衝が12月9日だったのでまともな画像は絶対撮れないなと思っていたのですがこんなにアルベド模様がクッキリ写った火星を撮影できるとは思ってもいませんでした。分からないものですね~。
振り返ってみると12月に撮影した画像が一番良かった感じがしますが、まー視直径が大きいことと輝面比が1.00という撮影条件がものを言うということですかね~。今回は中接近なので期待していなかった割にはとっても楽しめた火星接近シーズンでした。(あ、チャンスがあればまだまだ撮影しますよー)
〈12月11日21時の天気図〉

火星の衝、うっかりしていました。晴れスターさんからハイリゲンシャインで明るくなると教わったのに、先週は別な案件で失念して残念!大シルチスも見えてたんですね。冬型の気圧配置が治まったらあわてて見てみます。
今シーズンの火星もそろそろおしまいでしょうか。頭上高く輝く赤い星は素敵でした。冬の星座がさらに豪華になりましたね。
そうですね、昨夜のふたご座流星群を観望しているときも火星が真上にあってキレイだなーと思いながら眺めていました。昨夜は雪雲があったのでアルデバランが天然のソフトフォーカスフィルタで滲んで見えて火星に対抗しているように見えましたよ。笑
火星の拡大撮影は今後難しくなりますが火星が仲間入りしている豪華な冬の星々はまだまだ楽しめますね。徐々に遠ざかって暗くなっていく火星を年末年始は楽しむことにしましょう。