

え!? どこにあるの?…と探してしまうほど、めっちゃ、小さいです!

↓ こちらは2010年3月に太陽にダイブして消滅したクロイツ群の彗星です。C/2024 S1 (ATLAS)も太陽に近づくにつれて徐々に光度を増していくと思われますので推移を見守ることにしましょう。

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C/2024 S1,どうなりますかね。天気予報とにらめっこになりますね。SOHO動画を見てみました。LASCO C3の枠に入ってくるのがラスト数秒なのでネズミがちょろっとやって来たみたいに写っていましたが,だんだん大きく明るくなっているのが分かります。広角C3の画面にはっきり写っていますから,期待できそうです。私はクロイツ群彗星を見たことあるかなぁーと思ってWikipediaをみたら,2011年のラブジョイ彗星がそれでした。当時,「アイ(ISON)がなくてもラブ(Lovejoy)がある」と言われて楽しんだラブジョイ,また見えるといいですね。
いよいよLASCO C3画面に入ってきましたね。近日点通過までの注目ポイントとしては、クロイツ群は数時間をおいて2個一組でやってくることが多いのでLASCO C2画面に入るころ(または直後)にC/2024 S1近辺で小さなほうき星が急に現れる可能性があります。たぶんアマチュアSOHO観測家が目を皿にして探していると思いますがタイミングがよければ第1発見者になれるかもですね
「アイ(ISON)がなくてもラブ(Lovejoy)がある」は身にしみる言葉ですね。たしかアイソン彗星(C2012/S1)と同時期に見えたのは2013年のラブジョイ彗星(C2013/R1)で、2011年に大化けしたクロイツ群のラブジョイ彗星(C/2011 W3)は北半球では見えなかったと記憶してます。もし今回の2024 S1が大化けしてクロイツ群と特定されれば池谷・関彗星以来の59年ぶりに北半球で見えるクロイツ群となることでしょう。