大震災以来、一度も稼動していないマイ観測所…
大震災のショックで中の確認すらしていません。
大震災からまもなく二ヶ月…、天体観測のことを考える気持ちが
少しだけ出てきました。ということで、今日は観測所(+気持ち)
の点検&修繕作業です。
こちらは今も開いたままの駐車場の地割れ、
ここは北天を撮影する場所、通称「北観測所」です。
写真の左が真東です。仙台市はどこもそうですが、
今回の地震で地盤が東に引っ張られたため、この向きで
地割れが起きています。
地割れは指がすっぽり入るほどの幅です。
しかし、3.11の本震災直後はこの1/5も開いていませんでした。
余震がおきるたびにどんどん開いています。正断層です。
こちらはピラーに赤道儀を常設した南観測所
ピラーがずれていますが、見た目は大丈夫そうです。
赤道儀に破損はありませんでした。
しかし、動作確認はしていないので何ともいえません。
こちらはピラーを上から見た図
下が北です。西の足が台座から落ちていることがわかります。
水準器を置くと泡が右寄りに位置しました。
これは左=東方向が下がっていることを示しています。
西の足が落ちているのに、東が下がっていることは、とても
興味深いことです。ここは海岸から10km以上、離れていますが、
東方向へ地盤が傾いているのかもしれません。
とりあえず水平を保って調整は終了です。
しかし、まだまだ余震が続いているので、またズレるでしょう。
とりあえず復旧作業は終了です。
天気のよい日に動作確認も兼ねて土星や春の銀河を撮影
したいところですが…、今だに強い余震が続いているので、
なかなかその気にならないところが正直な気持ちです。
こちらは2008年に撮影したM106。
2008.5.7 SE200N D50 ISO800 128sec (*)(*)(*)
大震災のショックで中の確認すらしていません。
大震災からまもなく二ヶ月…、天体観測のことを考える気持ちが
少しだけ出てきました。ということで、今日は観測所(+気持ち)
の点検&修繕作業です。
こちらは今も開いたままの駐車場の地割れ、
ここは北天を撮影する場所、通称「北観測所」です。
写真の左が真東です。仙台市はどこもそうですが、
今回の地震で地盤が東に引っ張られたため、この向きで
地割れが起きています。
地割れは指がすっぽり入るほどの幅です。
しかし、3.11の本震災直後はこの1/5も開いていませんでした。
余震がおきるたびにどんどん開いています。正断層です。
こちらはピラーに赤道儀を常設した南観測所
ピラーがずれていますが、見た目は大丈夫そうです。
赤道儀に破損はありませんでした。
しかし、動作確認はしていないので何ともいえません。
こちらはピラーを上から見た図
下が北です。西の足が台座から落ちていることがわかります。
水準器を置くと泡が右寄りに位置しました。
これは左=東方向が下がっていることを示しています。
西の足が落ちているのに、東が下がっていることは、とても
興味深いことです。ここは海岸から10km以上、離れていますが、
東方向へ地盤が傾いているのかもしれません。
とりあえず水平を保って調整は終了です。
しかし、まだまだ余震が続いているので、またズレるでしょう。
とりあえず復旧作業は終了です。
天気のよい日に動作確認も兼ねて土星や春の銀河を撮影
したいところですが…、今だに強い余震が続いているので、
なかなかその気にならないところが正直な気持ちです。
こちらは2008年に撮影したM106。
2008.5.7 SE200N D50 ISO800 128sec (*)(*)(*)
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