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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

火星とプレアデス星団の接近

2021年03月03日 | 火星
火星とプレアデス星団が接近している。
火星の視直径はわずかに 6.3"、明るさは0.9等だがさすがに赤い星は目立つ。

まるで冬の8番目の1等星のような顔をして日々冬のダイヤモンドに近づいている。
3月20日頃、おうし座のアルデバランに近づく。今年のおうし座は両目が赤くなるようだ。

3月になって日が長くなったことを感じる。今日の日没時刻は17時32分、
薄明終了が18時59分なので19時過ぎに撮影を始めた。

おっ、そうだ、あの2月13日の地震後の撮影は初めてなので極軸を合わせねば…
ふひょ…極軸望遠鏡の中の北極星のすぐそばに家の屋根がある。どういうこと…

ふ~む、赤道儀+ピラーでけっこうな重さがあるのだが、かなりずれたようだ。
10年前の大震災でもここまではずれなかったのだが今回は小刻みな揺れだったのかも…。


まー、ピラーの位置修正は後回しにして極軸を合わせて撮影です。

おっと、残念ながら庭木の枝が写野にかぶっています。

(火星の左側の赤いモヤモヤがハナミズキの枝です。)

…ということで火星とプレアデス星団の接近の撮影会は早々とお開きになりました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
冬の8番目の1等星のような顔 (ich)
2021-03-07 17:12:21
晴れスターさん
 火星とプレアデス,私も仕事帰りに見上げて見ました。きれいでしたね。火星を“冬の8番目の1等星のような顔”との表現,まさにその通りですね。望遠鏡を向けてもさっぱり火星らしくないのですが,肉眼で見てみるとぴったりです。
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しれっと1等星 (晴れスター)
2021-03-08 01:01:18
ichさん こんばんは
 しれっと冬の1等星に溶け込んでいる火星のしたたかさが感じられて、夜空を見上げるとクスッと笑ってしまいます。なんとなくアルデバランが落ち着きなさそうにしているようにも見えますが、3月下旬にはポルックスより火星の方が暗くなるので冬の1等星たちも心穏やかになることでしょうね。
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