ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

意味不明な開示結果

2018年11月02日 | 液状化対策

市街地液状化対策工事は、市が当初市民に参加者全員、つまり100%の同意が必要だと言っていたのが、ある時突然その方針を変えました。「エッ、何で?」と言う素朴な疑問を解くために「方針変更の理由・会議録」を開示請求しました。詳細は以下 ↓

10月19日ブログ書き込み

開示請求は、正式な公文書名が分からないので、「市街地液状化対策工事に関して、調査同意書と工事同意書が100%の賛成を不要とした会議、あるいはその経緯が分かる書類」と書いて開示請求をしました。

その結果、公文書が以下のように特定され、開示されました。(全部で12頁)

 ↑ 釈然としない公文書名ですが、名称はともかくとして、私が要求した(知りたかった)公文書が開示されていればよい訳です。

が、内容はこの特定された公文書名通りに、私が求めたモノとは全く異なる内容のものでした!

以下が私が要求したモノとは異なるモノです。

↓ 起案用紙、これは工事の大前提としての対象宅地の調査を依頼するものです。

本文中の「あて 美浜四丁目15自治会 依頼書未提出者」とは工事の依頼書ではなく、「事業計画案作成のための調査」の依頼書を意味しています。

 

(赤線は広瀬が引く)
赤線「美浜四丁目15自治会の依頼書を提出していない地権者」には、我が家も該当しました。我が家は一貫して調査にも賛同するつもりはありませんでしたから、調査の同意書は未提出でした。

↑ 「7月28日までに意見の提出がない場合は事業計画案の策定に移行します」と書かれていますが、このことは、100%の同意が無くても「事業計画案の策定に移行」することを意味しています。

私が今回の開示請求で求めたのは、まさにこの「100%の同意がなくても事業計画案の策定に移行するとの決定を何時どういう会議でしたのですか」というモノです。当初、調査も工事も100%の同意がない限り行わないと言っていたのが、何時の頃からか方針が変わったことは確かです。この起案書からすると、26年7月4日以前であることは明白です。その、変わるに至った経緯、会議録を開示で求めただけなのです。

なのに何で、こんなに意味不明のものが開示されたのか・・・、全く理解できません。

担当課に昨日文句を言いに行ったのですが、ふにゃふにゃ意味不明のことを言うので、私が求めている会議が無かったのであれば、「不存在」で出して下さいと申し入れました。

※上記以外に、同意書未提出の宅地所有者宛のものと、宅地所有しているが現在は他に住んでいる(現在空き家あるいは賃貸している)所有者宛の調査協力依頼文、対象地区地図そして依頼書提出する宅地権利者名と住所(氏名や住所は黒塗り)、カラーの説明資料などが開示されました。


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