ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

議会活性化 その3

2009年07月03日 | 議会改革
議会活性化の為の特別委員会の設置に反対しました。(6月25日)
その時の反対討論です。

議会活性化とは、誰の為を考えてやるのでしょうか。決してこれは議会の為に議員の為にやるものではないと私は認識しています。あくまでも議会と言うのは市民の声を反映させる場だと、行政をチェックする場だと思っています。その時の活性化の名のもとに、市民の声を聞かない議員で構成された特別委員会。私は非常に危惧します。例えば今回この設置について賛成者として名を連ねてている方たちのほとんどが、この6月議会に市民から、「議会を活性化してほしい、開かれた議会にして欲しい」と言うことを陳情請願として出されたものに対して、反対の意思表示をしている方々が多くみられることです。そのような方たちの構成の中で、一体本当に市民に開かれた活性化議会が誕生するのでしょうか。
私はそれを危惧します。
また今私が質疑の中で申しましたように、私のように無会派独り者は、全く発言する機会も奪われています。
市民が投票する時、選ぶ時、「どの会派に属するからその人を選らぼう」なんて人はいません。政党を基準にして選ぶ方はいると思いますが、会派を意識して選ぶ人はいないはずです。
政党あるいは一個人として、認め選んでくれているはずです。しかし、一度選ばれてしまうと、会派を中心にことが行われている、市民の思惑とは違うところで行われております。そういう意味で、浦安市議会を市民の為に開かれたものにするには、会派制を撤廃すること、そして自由な意見を述べられる場を沢山設定することだと思います。
もう一つ私が危惧するのは、この賛成された議員の中に特別委員会で委員会が始まる直前に、いつもこういう提案をされた方がいます。「今日のは1人5分、1人10分」。(注:「5分、10分」と言うのは、1人の発言時間の制限の意味です。)
そう言う中で本当に議論が尽くされるのでしょうか。
私たちはそこで決して個人の意見を言っているつもりはありません。市民のいろんな声をかき集めて、そうすると5分では足りないのです。10分、20分、30分、無会派の独り者の私でも必要なことがあるのです。
(意見が)ない時は私は何も発言しません。そういう意味で最初から時間を制限してやって来た人たち、その人たちに何の改革、議会改革が出来るのでしょうか。
そういう意味でこの設置には反対です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする