ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

小児外科のともしび消すな その17

2009年07月16日 | 病院赤字問題
「小児外科の灯消すな!」のキャンペーンで、昨年9月議会以来、このブログでも書き続けて来ましたが、灯が燃え続けていることが確認できました。
先日我々市議に「東棟耐震補強及び改修工事完了のお礼と東棟見学会のご案内」が来ました。
(新病院完成は24年4月予定ですが、それまでの3年間は東棟で(約50床)で診療が行われます。その為に、東棟を耐震工事を行っていました。)

早速私は見学会に行ってみました。
まず、東棟入り口にある看板に目が行きました。

現在は規模縮小しての診察が行われていますが、その中でも、小児外科が現在も診療しています!

昨年9月議会で市民の方から「小児外科を存続してほしい」との陳情があったのに、我が浦安議会では、委員会でも本会議でも蹴りました。何と市民感情とかけ離れた議会なのでしょうね。
私は、本会議でも採決時に陳情賛成討論を行い、その後も事あるごとに、「小児外科は残すべきだ」と言い続けて来ました。
(言うだけではなく、密かに、かなり私なりに動きました。)
その結果かどうかは定かではありませんが、みごとに残りました。


     拡大


見学会そのものは、縮小された現状の病院ですので、30分で終わってしまいました。終了後、管理者の方に「小児外科が残って良かったです」と話しましたらば、思わぬ言葉が出て来ました。
「小児外科は日本でも大変少ない診療科です。それをこの病院が持っていることで、この病院の特色にもなります。」

「小児外科は採算が合わない科ですよね」と私が質問をしましたら、
「採算はともかく、小児外科があることは近隣にない科なので、病院としての特色になります。」

大変先見の目のある発言だと思いました。

昨年9月議会で、何故市も議会もこのような先見性を持てなかったのでしょうか?

なお、小児外科問題はこのブログ左下の「病院赤字問題」をクリックすると、これまでの書き込みが出て来ます。
       

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