数日愚図つき気味だった雨雲が去って天候は回復傾向。
心配だった台風7号の進路も日本海沖へと遠ざかった。
その台風の影響なのか今日は風が強い一日である。
盆が過ぎ帰省客が都会へと戻る頃、北国は俄かに秋めいてくる。
野アユの雌は早いものは片腹が入り雄には婚姻色が現れてくる。
爺様のアユ釣りは今のところ未だ消化不良、もう少しは後半戦を楽しみたい気分である。
朝から小雨が降ったり陽が射したり、そのたびに家とクルマの窓を締めたり開けたり。
相変わらず不安定な県内の空模様。
列島の背骨奥羽山脈を境に西側の隣県はフエーン現象で猛暑日、東側の本県は連日の雨降り。
しかし雨雲は次第に消えつつあり、台風一過の晴天がやってきそうだ。
先日まで直立していた稲穂は首を垂れつつあり、豊穣の秋が近づきつつあることが解る。
さてアユ釣り、あと何回行けるのだろうか・・・。
ここ3年ほどは酷い不調が続いている阿仁川10:00。
天気はいいが、秋田県内にはアユ釣りの大敵強風注意報が出ている。
今期は何故か根小屋堰堤から小又川出合までの限られた区間だけが、何とか釣りになっていると言う。
上流は殆ど釣りにならない状況、その原因は地元の関係者でもホントのところが解らないと言う。
とにもかくにも、僅かの区間だけが生き延びているのは小又川のおかげであるとも言えるだろう。
10:30、爺様は桂瀬大橋下流右岸の駐車スペースから入川。
前回の桧木内川と同様にこの日も風には苦しめられるだろうとの思いを抱きながら、瀬肩の右岸チャラ瀬にオトリを放ったのであった。
ご近所の庭に早くもサルスベリが咲き始めた。
雨が上がって良く晴れあがり、気温が上昇するとムンムンする湿気。
生簀の水温も上がり、オトリが1匹沈んでいた。
この暑さ、まだまだ続きそうな気配。
前回の釣行、角館の桜土手で爺様は今年初めてアブラゼミを聞いた。
今日はどうしたことか我が家の周辺ではセミの声が聞こえていない。
東北北部は大気状態非常に不安定。
雷を伴った豪雨が何度も繰り返すかと思えば、ちらりと陽光が射す。
近くの水路も水位が上がり、溢れた水が道路上を流れる。
岩手県内河川は軒並み濁流となっているが、隣県では酷い増水にはなっていない。
雨のピークは遠ざかったようではあるが、果たして週明けには出かけられるのだろうか。
代表的洋ランであるコチョウラン、姿形は悪いが花を着けた。
これは昨年秋口に花芽のない状態で頂いたものであった。
とても有難かったけど、昔失敗しているだけに、冬越しには全く自信がなかった爺様であった。
寒風吹き抜ける我があばら家、日中の部屋にFFストーブが点くまでの夜間をどうするかが問題だった。
ヒーターなど幾つか買い込んだが、どれも上手く行きそうな方法は見つからなかった。
結局は炬燵内温度を18℃~24℃に保つよう温度制御をして冬を越させた。
その間に花芽が伸びてきたが、炬燵内からの出し入れの際に不注意で折損した。
その後すっかり諦めていたが、折れたその個所からいつの間にか新芽が伸びていたのだった。
さて二度目の冬越しに備えて何か考えなくては・・・。
県境のトンネルを抜けると角館方面はこれ以上にない晴天であった。
R45からは遥か彼方に残雪が疎らになっている鳥海山も見えていた。
しかし桧木内川到着の09:00頃からは爺様の釣りの大敵である風が出てきた。
先ずは数年前頃まで密かに楽しんでいたチャラ広場の様子を見るために川を漕いだ。
トロ尻の小さな瀬肩で小アユの跳ね、遠くで良型も跳ねたが、昔と違って水の走りのいいチャラ瀬は殆ど消えて、湖の如き茫洋としたドトロが広がっていた。
トロチャラ好きの爺様とて狙いを定めることが難しく、竿出しは控えることにした。
内川橋下流、堤防上で着替え中に数年ぶりに監察中の組合長に逢い情報を戴いた。
見える釣り人は2名だけ、流れの芯を釣っているようだ。
こんな晴天で暑く、水位も低下している日は逆にヘチのドチャラが狙い目になることもある。
爺様の狙いは果たして吉と出るか凶と出るか・・・。
「北の奔流」爺様のアユ釣りへ
立春が過ぎても蒸し暑く、相変わらず寝苦しい一夜であった。
一方、朝方の雨は我が家の乾燥した庭先に程良い湿りをもたらしてくれた。
10時を回ると雲間から陽が射すようになった。
現れた青空にはやっぱり昨日に続くうろこ雲がたなびいていた。
爺様は貯えたアユを少しずつ冷凍便で身内へ発送した。
んん・・・もう少し獲らなくちゃ。
稲株が丈夫に育ち出穂期を迎えている田圃、近隣果樹農家から聞こえてくる薬剤散布のエンジン音。
一面の朝靄が消えていくと、透ける高空には秋を象徴するうろこ雲。
ミンミンゼミの大音量が誇らしげに真夏を謳歌する中、アキアカネの数も増えてきた。
早くも二十四節気立秋、見ないつもりでも周辺には見えてしまう秋の兆し。
今年もここまでは去年同様に満足するようなアユ釣りが出来なかった。
北国のアユ釣りはいよいよ中盤戦の最も楽しめる時期のはずだったが、この先も当然期待は薄い。
次回は8/10か・・・、さて何処へ行こうか。
閉伊川カラ川エリアの西家地区11:00。
道路から見下ろしたその流れは爺様好みのポイントに見えた。
支度をして降りてみると岩盤トロから続くチャラ瀬は底石が小さく疎らであまりにも浅かった。
通常なら移動するところを、群れアユがほどけて上流へパッと散る様子が目に入り慌てて釣り支度。
しかし1時間半も頑張って3打数1安打(ロケット1、宙バレ1)と冴えない結果。
我慢しきれず上流へ大きく移動。
移動先は入川の容易さが決め手で川井地区だが、いつもよりは少し下流。
釣れる型は小さいが非力な爺様には丁度いい18~20センチ。
狙い違わずいい感じで連発するかと思えば、一通り浚った後はいきなり渋くなったりする。
吹き下ろしの風が強まって泳がせのコントロールが難しくなる中、100mほどのエリアを何度か往来し17センチ以下をリリースしながら平均時速10尾超と気持ちのいい釣りになった。
サイズ18~20センチ、釣果25尾+小アユ数尾
今日も暑い一日だった。
不安定な大気、あちこちで湧き上がる積乱雲。
午後になると遠くで雷鳴も聞こえるようになった。
久しぶりに適度の夕立を期待したのだが、県北方面では短時間ながら纏まった降雨があっても、我が地域では残念ながらパラパラと来た程度で終わった。
それでも乾燥状態にあった我が家の庭先は少しだけ潤った。
明日予定の釣行は何の影響もなさそうではあるが・・・。
朝からムンムンと気温が上がり、今日もかなり暑くなりそうだ。
昼前には発達する積乱雲、遠くの方から雷鳴も聞こえてくる。
北上川の浅場でオトリ交換でもするつもりだったが、殺人的暑さに恐れをなして止めた。
サーバーのセキュリティ対策で接続方式に突然変更があった。
その結果、爺様のホームページ更新が出来ずにいる。
我が家のあまりに古いPCがその方式に対応していないためだが、これは困ったものだ。
そのためにPCを新調する必要が出てきた訳で・・・、いやはや。
梅雨明け宣言の日から続く今日もまた猛烈な暑さ。
昨日の釣行では首筋を水で冷やしながら猛暑に堪えた。
未だにドライタイツを脱げずにいた爺様だが、さすがにもう我慢できない。
次回釣行からは薄手タイツにすべく物置の奥から引っ張り出したがだいぶ劣化していた。
懐を傷めて新たに購入するのも辛いので、もう少し我慢しようかとも。
この暑さはまさに殺人的、今日は殆ど家に篭り切り、外仕事したいけど倒れてしまいそうだ。
夏山を楽しみたいとする思いも断念しなければなるまい。
秋田県を襲った豪雨災害から20日余りが経過して桧木内川は夏の見慣れた優しい流れ。
河川敷の散策路には驚くほどの高さに流下ゴミが堆積している。
ここ古城橋下流の浅場は若干その流れを替えたが、まだ不十分とは言えようやく新垢が着き始めたところだった。
10:00、先ずは橋カミの石組みの間をチョロチョロ走り回る野アユに焦点を絞ってみた。
しかし20分、丁寧な泳がせにも全く絡んでくる様子はなく諦めてシモに下りた。
横町橋までの見える範囲には釣り人は6名ほど。
暫く眺めていたが、誰かに掛かった様子は見受けられなかった。
釣り人は左岸の早瀬に集中していたので、爺様は主に右岸ヘチを狙った。
30分後、橋直下右岸深場からの流れ出しで待望の野アユ、黄色味の濃いやや20センチ。
仕掛けは水中イト02フロロ、V5-6.5号3本イカリ、PE系に比べるとやはりスムースな泳ぎ。
葦際のとあるスポットで突然のように入れ掛かりが始まった。
最大は21センチほどか、若干痩せ気味だが色はいい。
15センチほどの色白は桧木内名物の遡上魚か、さすれば良型は全て放流魚か。
強度的には問題ないフロロ02だが、吹き下ろしの風が強まる中での獲り込みには気を遣う。
鈎が合わないのか皮が硬いのかロケットと宙バレが頻発した。
あまりの暑さに首筋を水で冷やしながら頑張った。
昼食をはさんで、昼前には全くアタらなかった中央チャラ瀬の流れからも出るようになった。
広い小砂利のチャラ瀬でも出るがやはり15センチの白いアユ、これらは全て再放流。
左岸護岸際に野アユが着くにはもう暫く時間がかかるのかもしれない。
爺様としては珍しく他の釣り人が去った後の16時まで粘った結果、正午前後の釣りが最も楽しい時間帯だったような気がする。
サイズ18~21センチ、釣果:32、再放流小アユ10匹。
暑い日は涼を求めて川に浸かるのが手っ取り早いが、今日は所用があって家に篭り切りの爺様である。
時折戸外へ出て陽射しを浴び汗を掻きながら家の周りを歩いてみる。
3坪菜園に植えたスイカ(中玉種)がようやく実になってきた。
コイツが食えるようになるのは上手く育っても9月初旬になるだろう。
要するに植え付けが半月ほど遅かったのである。
今年は畑土を替えG氏から頂戴した堆肥も入れたので、全ての野菜類の勢いがいい。
トマトもキウリもナスも飽きるほど食わされたし、もうじき枝豆も収穫できる。
で、明日は何処かへ・・・。