一面の冬枯れ、もはや目に入る景色の中に、錦織成す華やかさなどありません。
表を歩く人影もない西和賀町15:00.、農家の軒先に干したダイコンを濡らす冷たい雨、晩秋の寂しげな佇まいです。
山並みを覆い隠す雪雲、パラパラと硬い音を立ててフロントガラスを打つ雨粒。
手の届くところまで迫った雪景色が、一瞬の雲の切れ間から覗きます。
この地域が半年もの間、豪雪に埋もれるその季節の到来です。
降り積もる落ち葉は日に日にその厚さを増して、いつもの散策路はふかふかの高級絨毯。
今朝もまたいい天気に始まり、昼を回る頃から曇天に変わり夕方には雨になります。
このところ益々動きが活発になった孫に振り回され、爺婆の疲労はピークに。
たまには温泉にでも浸かりたいと思うのに、それとてなかなか時間が見つからないのす。
娘夫婦との同居、賑やかで楽しいことばかりを描いていたオラたちだったが、思いのほか辛い「孫かて」でありまする。
見事なほど快晴の朝でしたが、たちまち雨雲が広がって、昼前には全天どんよりと。
ほんに秋の天気は目まぐるしく変わりますな。
オラのイガイガ喉風邪は、3週間経ってやっと全快・・・・・長かったぁ。
外はちょいと肌寒くなってきましたが、庭先の渋ガキをもぐことに。
オラが高枝切りで落とすのを、女房が川虫捕りの網を持ってキャッチするのね。
今年は僅か50個に満たないカキですが、あっちだこっちだと罵り合いながらの一仕事は、毎年のことながら、ご近所のいい笑いものだよ。
これを以って今年の我が家庭菜園はめでたく終了でありまする。
葉っぱを殆ど落とした梢の先に、野鳥にと残した実が2個。
なんとも寂しげではありますなぁ・・・。
今日の雨だってまだそれほどの冷たさを感じない。
いつもならもう交換済みのタイヤも、まだ夏用のままで平気だ。
奥羽の連山だって既に雪化粧していていいはずが、未だ茶褐色の稜線をむきだしにしている。
ここまではいかにも冬の到来が遅れているかに思える。
しかしオラの願望でもあるが、この冬はガリッと厳しい寒さがありそうな気がしてならない。
人の話を聞くと、積雪量を占うカマキリの卵塊が、今年は結構高い位置にあるとか・・・。
北日本一円がすっぽりと雨域に入っています。
沿岸部は風雨も強く波も高いようですが、オラんところは落ち葉を濡らす程度の静穏そのもの。
娘夫婦はムコの実家へ出かけて、久々に静かな日曜日。
こんな日は滅多にないから、温泉にでもと思いつつも、今日のお天気の性もあって、眠くて身体も重くてなかなか腰が上がらないのね。
雨の上がった夕方、ヒバの枝下でくんずほぐれつユキバンバが飛んでいたよ。
これもキノコ、「ツチグリ」
昨日の男鹿磯、オラにとっては3年ぶりに本命に出会う日だったような気がするのよ。
しかし突然の雷雨にその望みを奪われたオラ、思った以上に心身の疲労が・・・。
飯を食うのももどかしく、10時間もの爆睡をむさぼったのす。
気持ちのいい目覚め、夜中に小雨があったようですが、からりと晴れた小春日和だよ。
今日こそはキウイの収穫を・・・。
昨冬の剪定の失敗から、数は500個ほどと少なめ。
頭上を覆っていたキウイの葉は触れるだけで散り、その隙間から陽射しが地面に届きます。
そろそろ鉢物も屋内に取り込まなくちゃね。
潮は船着場から牛地獄方向にいい流れ、本命の気配ムンムンの阿治ヶ島06:30。
気になるほどのエサ盗りはなく、手のひらサイズのアカ、20センチほどのメジナがポツポツ・・・。
午後から小雨が降る地域もあるとの予報を承知で出かけた男鹿半島加茂の磯でした。
9時を回る頃、南西の水平線から不気味な黒雲、そしてポツリポツリと雨粒が・・・。
パリパリッと頭上に閃光が走ったかと思うと、至近距離に炸裂する大音響。
突然のバケツを返したような雷雨は、岩の溝を川となって流れ、足元にこぼれたコマセを洗い流す。
泡立つ水面、突風が運んでくる波飛沫、オラたちはついに我慢しきれず無念の撤収を決めた。
安定した秋晴れの日本列島の中にあって、あろうことか男鹿半島だけが特別酷い状況だとか。
この日をわざわざ選んでやってきたオラがアホだった・・・。
でも、波立つハエ根の先から、釣友N川氏がクロ2枚を引き出した手腕は見事。
サラシの切れ目20m先でオラにも待望のアタリ・・・、一瞬ズンと重みが乗ったが、不十分な体勢を立て直す際に不覚にもスッポ抜け。
気持ちに余裕のない時って、こんなもんなのね。
あと2時間欲しかったこの日の釣行、不名誉なオラの記録はまだまだ続きそうだよ。
ツキヨダケ
夕方の一瞬陽射しがありましたが、ほぼ終日どんよりの空模様。
車幅いっぱいの狭い林道に、ほんの少しだけ分け入ってみました。
朽ちかけた倒木に大ぶりのキノコが重なり合うように・・・・・。
ムキダケかと喜んだも束の間、残念ながらそれはこの時期にしては珍しい猛毒菌のツキヨダケでありました。
年々意欲も減退してることもあり、仲間からの情報量も少ないままモタモタしてるうちに、もう11月ですから、今シーズンのキノコも最終盤でしょうな。
さてこの後、当分の間は何もすることがないぞ・・・・・と思っていたところへ、釣友のN川氏から男鹿へのお誘い。
何事もなければ11/8の予定で・・・、お待たせしました! 今度こそ釣っちゃうよオラ。
裏の田圃が真っ白、霜の朝ですがな。
いい塩梅に色づいていたイチョウでしたが、今朝はパラパラと音を立てて葉を落としていますぞ。
いつものように早出のムコ殿は、フロントガラスに張り付いた氷を掻き落としての出勤です。
陽が高くなると本日もまたポカポカ陽気。
間もなく姿が見られなくなるミツバチが、この秋最後の蜜集めか、盛んに飛び回っていますな。
いよいよ山野での捕虫が難しい時期となったようで、このところ庭先のエサ場には何種類かの野鳥が姿を見せるようになってきましたよ。
あ、そう言えば、先日30羽ほどのハクチョウの編隊も見たなぁ・・・。
もう11月に入ってますから、周辺の秋はだいぶ進んでいるはずと、近くの里山を散策。
落葉して裸になった高木がある一方で、まだ夏の片鱗を残したままの草木も見られます。
今年の紅葉には、錦織成す鮮やかさは存在しなかったような・・・。
平均気温が高めで、ここまでは霜が降りるほどの寒さがないことに起因しているようです。
風邪の症状もだいぶ楽になったことだし、食欲も湧いてきたところで盛大に焼肉でも・・・。
ところで、男鹿へのリベンジはどうすっかねぇ・・・・・。
今度の風邪はかなりしつこいぞ。
ムコ殿から始まって、オラを媒介した後、一番恐れていた孫までもが罹患。
三世代揃って我が家の男どもが、イッちゃった訳で・・・。
孫は鼻水とよだれで顔をぐちゃぐちゃにしながらも、幸いにも一番元気。
老化著しいオラは、6日目にして未だに喉の奥がセラセラして咳が止まらなかったりして・・・。
ふた月めくりの暦は、いよいよ残すところ最後の一枚。
絵柄が薬研渓谷の紅葉から、寒々とした釧路川の霧氷に替わりましたぞ。
さて西の高い山々はもしかして雪なのでしょうか、白い雲にすっぽり包まれて稜線は見えませぬ。
平地にあっては柔らかな陽射しを浴びながらも、次の瞬間には、さぁ~っと雨が吹きかけてきます。
しかし平地に雪を齎すには、本日のところはまだ少し気温が高いようですな。
2、3日前からの風邪、一番酷い時期は過ぎたものの、今日になって鼻水が・・・。
身体は至極快調なだけに、まるで今日の「天気雨」みたいに・・・。
白樺に発生させたナメコ