06-10-15（日） イナゴ

朝靄が晴れると、高く青く澄んだ秋空でありますよ。
眩しげに振り仰ぎますと、あまりの清々しさに眼の奥に心地良い痛みさえ覚えます。
近隣の殆どの稲作農家は作業を終えていますが、日曜日の兼業農家には、息子の手を借りて残作業に追われる光景も見られました。
田圃の畦を広口のビンを手にして歩いているご同輩がおります。
何をしているのかと見れば、今では珍しいイナゴ捕りのようです。
宮城県の穀倉地帯に育ったオラだけに、戦後の食糧難時代の大切な蛋白源としてのイナゴ捕りって、子供の頃の楽しみだったことを懐かしく思い出してしまったっちゃやぁ・・・。