心なし冬芽の膨らみを感じていた樹木に、春の淡雪が純白の花を咲かせた。
大津波被災地に展開される累々たる瓦礫の山も雪化粧。
着の身着のままの人々が、寒さを堪えながら縁者の安否を尋ね歩き、或いは茫然と自宅跡に佇む光景はあまりに悲しすぎる。
発生から6日目、未だに物流の全てが何処かで滞ったまま。
被災地からの要求を満たすべく店を回るも、必要とされる物資は売場から一切消えた。
この後の入荷見通しなどまるで立ってはいないようだ。
東北方面の生活は沿岸部だけに留まらず内陸部も一様に、時間の経過と共に困窮の度合いを深めている。
先ずは急ぎ燃料補給ルートの確立、交通手段の構築が必要とされる。
午後、本格的な雪降りに・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます