我が家から望む裏岩手連峰は、残念ながら鬼ヶ城、黒倉、姥倉が飯岡山の陰になってしまう。
ほんのり暖かく、からりと乾いた緑の風が吹いている。
雨に洗い流され黄砂が消えた大気の向こうに、くっきりはっきり奥羽の山々。
残雪が随分少なくなったし、今年は高山植物の開花も早そうだ。
爺様の残り少ない人生、今年の山歩きはアユ釣りのため出かけられずにいた6月の予定。
この世の名残にあの高山植物の咲き乱れる光景をしっかり目に焼き付けてくるつもりだ。
我が家のニッコウキスゲが勢い良く葉を伸ばし、今年は花を着けるか楽しみだ。
ゴミ集積所に行く道端のレンゲツツジが見頃になっている。