昨日、釣ることができないワカサギ相手に一人岩洞湖で悶え苦しんでいる頃、花巻市では恒例のタロシ滝の神事がとり行われた。
暖冬のさ中にあっても３年ぶりにできた氷柱は見事な成長ぶり。
過去に記憶ある8ｍ超には及ばないものの測定では意外にも4.7ｍ。
その結果は「並作」だが精進すれば「豊作」もあり得るとのご託宣。
厳寒期の氷柱の出来具合から農産物の作柄を占う古来からの神事。
オラはこれを夏のアユの釣況を推測する一つの材料としていて的中率も意外に高い。
冬の降水量が少なく温暖の時、その夏は冷夏多雨になる場合が多い。
どうしても冷夏多雨だけは避けたいアユ師な訳だが、今年のタロシ滝はどうやら平年並みの釣況を示しているらしい。
西日本ではそろそろ天然遡上が始まるころ。
低迷続きの北東北、はたして今年は如何なる夏を迎えることになるのか・・・。
