晴れた空の彼方、稜線の雪が融けて黒々とした岩肌を露出する奥羽の山々を仰ぐ。
もうじき岩手山の山腹には県鳥キジの雪形が、秋田駒ヶ岳には農耕馬の雪形が現れる。
EHATOVの郷に春の訪れはいつになく遅いが、本日県南沿岸部からサクラ開花宣言があった。
今日も温かい一日となって、オラの頭の中ではようやくヤマメたちが騒ぎ出す。
ワカサギが終わってからと言うものは、なかなか覗く機会がなかった釣具店に行ってみた。
店内には早くもアユ小物が勢揃い、否が応にも気分は高揚して大いに物欲をそそるも、ゆっくり時間をかけて眺めまわした挙句に、買ってきたのは渓流用品をほんの少しだけだった。