昨日の雨は上がって爽やかな秋晴れ。
山の温泉にでも行こうと家を出たが、その途中何気なく雫石川を覗く。
もはや誰も居るはずがないと思われたあの場所に、まさかのアユ師がお一人。
そう、疑惑のマスターズポイントともされる小支流赤沢川出合い付近。
腕にも首筋にも日焼け痕はくっきり残るものの、頭の中からはすっかりアユの幻影が消えてしまっているオラなんぞは、まるで足元にも及ばないホンマモンの鮎中毒だ。
3日前も来たと言うこのご仁、オラとアユ談義を交わす30分の間に、目の前の流れから連続2尾を引き抜いて見せてくれた。
さすがに雄は黒く痩せこけているが、雌がまだピカピカなのが俄かには信じられない。
少しカミの瀬肩を見ていると、アユのものらしいハネも確認できた。
9/20のこの場所、数は釣れたが哀れな姿を曝け出す雄ばかり。
もうここが今季の竿の納め時と決心させた雫石川。
オラのあの時の判断は大きな誤りだったのかも・・・。
あれから26日、ここにはまだオトリを追うアユが残っていた。
恐るべし山形産F1、来年こそは10月のアユ釣りをやってみようかと・・・。