高い山から降りてきた秋色は、一部が平地に達して周辺の景色は一変した。
庭の隅で大木となっている晩生種のクリも収穫期。
毎朝拾っても拾っても未だ落ちる・・・、しかも今年は珍しく虫が入らない。
通学の児童がクリを拾う光景は懐かしく嬉しいが、イガが頭に落ちたら大変と、今朝は歩道に面した枝を切り落とした。
暑くもなく寒くもなく爽やかな秋晴れ、幼稚園の遠足にはいい日和だ。
そんな訳で、爺婆は朝から下の孫を預かることになった。
相変わらずタフな下のワラシはオラにぴったり引っ付いて離れず、次から次へと遊びを見つけてきては相手をさせられる訳でして・・・、もうヘトヘト、なんとも長い一日であった。