気圧の傾きが強くなって、今宵も季節風が吹き荒れています。
夏に涼しく冬もまた涼しい我が家、天井裏を壁の間をノシッと音をさせて風が通り抜けます。
おかげで湿気とは無縁の建物ですから、築30年を経ても構造材に傷みなどはありませぬ。
その代わり暖房費の請求書が来るたびに頭が痛い訳でして・・・。
30代半ばの安月給の時代、やっとこさ建てた坪15万のアバラ家ですから仕方がないのですが。
その頃の将来設計は、大金持ちになって25年後にはいい家に建て替える筈だったのよ。
そのオラが、30年後に僅かな年金収入だけで青息吐息の生活だなんて・・・。
そんなことまるで想像出来なかった訳で・・・、う、悲しくなってきた。