重い竿を引っさげて、ひたすらアユのアタリを待っただけのオラ、思った以上に体力を消耗した。
昨夜は屋根を打つ雨の音と、仕事を終え駆けつけてくれたT氏の声を遠くに聞きながら、情けなくもその歓談の輪に入ることが出来ず、不覚にも早々に寝込んでしまったオラだった。
04：30起床、雨は上がったが那珂川は勿論、予定していた鬼怒川もかなり濁りが入ったらしい。
我らに釣らしたい一心で、情報網を駆使してくれる地元組に感謝しながら朝のミーティング。
結局、鬼怒川上流部へ向かうことになった。
ここはもう鬼怒川温泉に近く、日光江戸村も直ぐそばのはずだ。
岩盤が重々する風光明美な釣り場、曇天ながら無風、もしも釣れなくとも気分は最高。
しかし神は我らを見捨てはしなかったのだ・・・。
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