ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

トイレットペーパー

2024-03-10 23:17:17 | 雑記

今日はどうでもいいようなトイレットペーパーの話ですみません。

日本では以前主に「ちり紙」と呼ばれる長方形の和紙が使用されていました。

洋式便器が一般の家庭に普及するとともに第二次世界大戦の後、アメリカから伝わって日本中に広まっていったようです。

アメリカから伝わったトイレットペーパーはシングルであり、1960年代の頃まではシングルしかなかったのですがその後、当時は「トイレットペーパーの革命」とも言われたダブルのトイレットペーパーが登場しました。

「シングルの1ロール当たりの長さは、ダブルの約2倍です。

また、1枚の紙でダブルと同程度の丈夫さが求められるため、1枚当たりで見ると、ダブルよりも丈夫で破れにくい設計となっています。

ダブルは2枚重ねでシートを形成しており、シングルより厚くて柔らかく、吸水性が高いのが特長です。

「シングルとダブルとで1回に使用する長さが同じだった場合、シングルは1ロール当たりの長さが長いので、ダブルよりも経済的に使用できる可能性があります。

シングルのメリットは、とにかく使い方次第で「使用回数」を伸ばすことができ、長さがあるゆえに1ロールの消費をダブルよりも抑えることができます。

ダブルのメリットは、「使いこごち」です。

とにかく優しく柔らかい使用感を求める方にとってはダブル一択となります。

デメリットは、やはりすぐに消費してしまうことでしょう。

とにかく一度に使用する量が多い人にとってはあっという間に1ロール使いきってしまい、結果トイレットペーパーの購入頻度が増えてしまいます。

ただ、ダブルは柔らかいだけでなく吸収性も高いため、1回当たりの使用量が少なくなり、1ロールを使い切るまでの期間は、シングルもダブルもほぼ変わらないことがわかりました。

紙には必ず表と裏があり、表面はツルツルとして肌触りが良く、裏面はザラザラとしています。

そのため、シングルのトイレットペーパーの場合は、ザラザラとした裏面が肌に触れることもあり、必ずしも使い心地が良いとは限りません。

この問題を解決したのがダブルのトイレットペーパーで、裏面同士を合わせるため両面ともツルツルとした肌触りになり、とても評判が良かったそうです。

さらに、紙と紙との間に空気が入り、ふわっとして柔らかいのも特徴。

現在販売されているトイレットペーパーは、例えばシングルは60m、ダブルは紙を重ねているため長さは半分の30mで、両方とも同じ価格の場合が多いです。

どちらが製造に手間がかかり、コストが高くなると思われますか?

実はダブルだと思われがちですが、シングルのほうが使用する紙が多くコストが高いそうです。

材料の紙がダブルよりも厚く、多く紙が必要となるのです。

さらに紙が長いため、機械で巻く時間や乾燥させる時間も長くなり、電気代などの製造コストはシングルのほうが高くなるとの事です。

実際には製品や販売店によっても価格は違います。

素材にこだわりを持った高価な製品もあれば、通常の1.5~2倍以上の長さを持つお得な製品も出ています。

 自分が1回でどれくらいの長さを使うのかチェックして、製品を比べてみるのもいいかもしれまん。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 共感疲労 | トップ | 東日本大震災から13年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事