「有り難し(ありがたし)」は、「有る(ある)こと」が「難い(かたい)」という意味で、本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表した。
ありがたしの語尾が変化したのが「ありがとう」。
ありがとうには3段階あると・・・。
<感謝>
人に対してのお礼に「ありがとう」と言う時。
<難が有ることにありがとう>さらに感謝を込めて!
文字通りの難が有る、または、難が有ったことを解決してくれた人にありがとう。
<普段の生活に感謝>
室町時代以前までは「ありがとう」は神に対しての言葉だったようで、今日、私たちがこうして生きていることが奇跡的である。
「有ることが難しい」まさに、何もない当たり日常そのものが『有ることが難しい』奇跡なのだ。
神様、ご先祖様、神先祖があり、私たちはこうして生まれて来た。
犬でもなく、猫でもなく、人間として生を受け、存在し生かされている事自体が奇跡以外のなにものでもない、と思う。
だからこそ一日一日を感謝しながら生きていきたいものである。