久しぶりにランドセルを背負った子供たちに出会いました。
今日から学校が始まったようです。
この子たちはみんな元気に学校に行ったんでしょうが、夏休みが明けるこの日の前後、子どもたちの心と体が不安定になり,不登校になったり、最悪のケースとして命を絶ってしまう子が増えるとされています。
不登校支援などに取り組む団体が<学校へ行きたくない君へ>という緊急メッセージをインターネット上に出したという記事がありました。
インターネット上にはさまざまな年齢の子供たちの”行きたくないコール”がずいぶんありましたが、これらは氷山の一角でしょう。
「つらい時、支えてくれる味方はここにいる」とのこの呼びかけを目にとめた子供たちが、いい方向に進むことを期待したいと思います。
「24時間子供SOSダイヤル」「チャイルドライン」「子ども110番」などいろいろな相談先があるので、利用するといいのでは?
やはり身近にいる親の対応が大切だと、専門家は言います。
親は子どもの様子にアンテナを立て、子どもが出しているサインを見つけた時は、相槌を打ちながらじっくり付き合ってただ聴くべきだと・・・。
子どもの感じた辛さや苦しさ、惨めさやくやしさ、といった感情に共感を示すことで、親に受け容れてもらっているという感覚を得ることができるといいます。
親がいつでも味方になるということで安心感や信頼感がわいてくるものでしょう。