ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

東日本大震災から13年

2024-03-11 18:34:27 | 雑記

東日本大震災から13年になる。

改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。

2011年3月11日午後2時46分。

東京のNHK放送センターに勤務していた横尾さんは、午後1時のニュースを読み終えて自席にいたところ緊急地震速報が鳴り響く。

「冷静に、訓練通りに」と言い聞かせて実況を始めた横尾さんの声が全国のNHKテレビ、ラジオに流れた。

「早く安全な高台に避難してください!」想定を超える事態を前に、横尾さんは繰り返すほかなかったそうである。

今年元日、能登半島地震が発生。

気象庁は東日本大震災以来となる大津波警報を発表した。

横尾さんらが手がけたマニュアルを基に、NHKの緊急報道が展開されたとの事である。 

「阪神・淡路大震災を経験した兵庫は、経験のない地域より強いはず。

でも、東北もそうだった」と横尾さんは話す。

「油断せず、いざという時に行動する意識を持ってほしい。自分や家族の命を守るために・・・」

「自分は大丈夫」という意識から、どう抜け出させるか。

市町村名や地域の目印などのローカル情報を盛り込み、「まずは玄関から出る」「1メートルでも高い場所に逃げる」と、できる取り組みから促す。

「それが次の行動に結びつき、命を守ることにつながる」と話す。

 初動報道を自ら考察した結果、「思った以上に人は動かない」ということがわかったそう。

人工衛星からの電波を受信して地上の位置を正確に測る「GNSS」と呼ばれる仕組みを使って地盤の動きをミリ単位で解析し、地震を引き起こす「ひずみ」がどこにたまりやすいのか調べる研究をしているのは「京都大学防災研究所」の西村卓也准教授。

すでに4年前に、能登半島の謎の地殻変動をGPS予測が察知していたそうである。

「能登半島地震と同じような津波・隆起のおそれ」広島湾に潜む活断層、国が発表している主要活断層のうち、中国地方で多くの活断層が集まっているエリアが広島県西部から山口県東部にかけての一帯だそうである。

西村教授は「西日本は南海トラフ地震発生前の『地震活動期』に入っている」と指摘している。

鹿児島県の頻発する地震と海岸線の隆起。

そして能登半島地震。最近は、千葉県でも地震が多発している。

首都直下型大地震、南海トラフ地震、心配である。

南海トラフで『ひずむ日本列島』活断層が集中する地域に大地震の足音が迫りくるのだろうか。

一人一人が東日本大震災の教訓をしっかり活かして行きたいものである。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トイレットペーパー | トップ | レジゴー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事