あっという間に大晦日ですね。
小さい頃、大晦日に限っては夜更かしOKだった事を思い出します。
その年の最後の日だから大目に見てもらえたのかな…? そう思っていましたがどうも違うみたいです。
正月の神さまともいわれる歳神さまが、大晦日の日没から見えるという事で歳神さまにご挨拶すべく、一晩中起きていたのがその理由のようです。
年越しそばも毎年当たり前のようにを食べていますが、なぜ年越しにそばをすするのでしょうか?
年越しそばの由来はさまざまのようですが・・・。
そばは切れやすいので、一年の苦労や厄災をさっぱり断ち切って新年を迎えるという説。
そばは細く長く伸びるので、寿命を延ばし、家運を伸ばすという願いを込めた説。
金銀細工師が、散らばった金粉を集めるのにそば粉を使っていたことから、金運を呼ぶという説。
どれも願掛け、げん担ぎで、大晦日に年越しそばを食べることで、1年間にあった災難や厄を落とし、新しい年を迎える
ためですね。
この年越しそばは、別名「みそかそば」や「つごもりそば」、「おおとしそば」「除夜そば」などとも呼ばれて、江戸時代の中期には大みそかにそばを食べる習慣が定着したと言われています。
ウェザーニュースが行った調査によると、例年は全国の92%の方が、何かしらの方法で年越しそばを食べていることがわかりました。
自宅で茹でる派が主流、今年はコロナ渦の影響で、有名店から蕎麦をお取り寄せして楽しむ家庭も増えているそうです。
温かいお蕎麦か冷たいお蕎麦、どちらにしようかと今から悩んでいる人もいるかもしれませんが、年越しに食べるそばは、かけそばでもざるそばでも明確な決まりはないようです。
我が家は、いつも夫はてんぷらを入れた温かい掛けそば、私はざるそばです。
ただ、年を越してから食べたり、旧年から新年に変わるタイミングで食べるのではなく、年内に食べ終わるのが正しいようですよ。
今朝も氷が張っていましたが、今夜は強烈な寒波の影響で、全国的にかなり厳しい寒さとなるようです。
お蕎麦を召し上がった後は、暖かくして、よいお年をお迎えくださいね。